旅の途上で

私の旅の記録です

宮崎県椎葉村へ

この3連休は宮崎に出かけた。滞在中は宮崎空港からのレンタカーを使った。目的とする訪問先はいくつかあるが、大きく考えると2つかも知れない。

ひとつは、鹿児島県になるが、霧島温泉にある素晴らしい泉質の温泉宿に泊まること。ここはこれまで日帰り入浴は10回以上?宿泊も5回程度?している。それほどお気に入りの温泉宿である。今回も楽しみにしていた。

次に、2020年7月の球磨川流域の水害で大変だった熊本県人吉市中心部を経由して、湯前町中心部付近から険しい山道のルートからアクセスする宮崎県中西部の椎葉村への訪問である。ここは険しい山中にある平家の落人伝説の残る村であり、行きにくい村だからこそ行ってみたくなるということで、そこに訪問すること自体が目的である。数年前に西米良村からの山道ルートで訪問しているので、今回2度目の訪問になるが、前回より時間をかけて村の中心部に滞在することができた。ちなみに、椎葉村中心部から日向方面へのルートは比較的快適に走ることができる。

尚、同様にアクセスするのが大変な村は全国にいくつかある。全国ほぼくまなく走ってるが、すぐに思い浮かぶところがある。長野県の志賀高原から新潟県秋山郷へのクネクネ道ルートは秘境の雰囲気はある(距離は比較的短い)。徳島県の内陸部R439、R438も細いクネクネ道が延々に続く(運転することが飽きてくる)。奈良県南部や和歌山県内陸部も秘境感はあるが、主要3桁国道のクネクネ度は比較的少ないイメージ。但し県道、林道?レベルで凄まじい感じの道は多そうなので、いつかは行ってみたい。これまでで特に大変だったのは福島県桧枝岐(ひのえまた)村から魚沼に抜ける奥只見湖沿いのクネクネ道である。ここは走っていてうんざりする道として記憶に残っている(但し椎葉村同様にメインのアクセスルートは比較的快適に走ることができる)。クネクネ道ですれ違いのできない道(福岡の人は狭い道でのすれ違いを離合という。口語で難しい言葉を使う)は全国至る所にあるが、道沿いに人家が無く(或いは少なくて)、その距離が長いところというと、割と限られてくるのではないかと思う。

クネクネ道の話になってしまった。今回の宮崎訪問は、タイトルは椎葉村訪問としたが、そこに至るまで色んな場所に立ち寄ったので、その時の様子を残しておく。

 

行程は次の通りである。

宮崎空港→鵜戸神社→飫肥都城霧島温泉(宿泊)→人吉→湯前→(飯干峠)→椎葉→日向(日向IC→宮崎西IC)宮崎(宿泊)→宮崎空港

 

Googleマップより

伊丹空港

街路樹のワシントニアパーム。これが延々に続く感じの道もあり、宮崎らしい

鵜戸神宮近くの「鵜戸千畳敷奇岩」

鵜戸神宮

JR日南線飫肥駅

おび天のお店「おび天本舗」

先ほどのおび天屋さんの関連する飲食店。飫肥はおび天と卵焼きが有名

飫肥城。美しい

飫肥の伝建地区の様子

坂元棚田(日本の棚田百選)。初めて来た

(前日まで大雨だった)

日豊本線(及び吉都線)の都城駅。扉の無い開放的な駅舎

霧島神宮近くに芋焼酎の蒸留所があることを思い出して立ち寄った。1本購入した

霧島神宮

霧島の新燃岳

霧島バードラインにある白鳥展望台

吉都(きっと)線のえびの駅。この辺り、肥薩線含め歴史ある木造駅舎がいくつか残されている

肥薩線人吉駅。2020年7月の災害で肥薩線の100年以上使われてきた球磨川第一橋梁、第二橋梁が流失。八代ー人吉ー吉松間は不通が続き、いまだ肥薩線復旧の目途が立っていない。長らく列車が来ない駅であるが、みどりの窓口など通常の業務は行われている

隣接の人吉鉄道ミュージアム。子供向けだと思うが、一部かつて使用されていた鉄道部品も展示されている。写真のサボ(行先表示板)は、昭和30年代の車両の側面に差し込まれていた行先版である。ちなみに、自分は鉄道部品を収集しているが、これと同じサボも所有している

青井阿蘇神社。国宝である

くま川鉄道の「おかどめ幸福駅」。かつては国鉄湯前線JR九州湯前線だったが、1989年に第三セクターくま川鉄道として再スタートしている。この駅は1989年に出来た駅の一つである

湯前駅国鉄時代からの原型をとどめている駅舎。くま川鉄道も2020年の災害で水没し、球磨川第四橋梁が流失した。今は一部区間での運行となっているが、2025年度中に全線再開見込みである

(県境)

湯前駅から椎葉村中心部に向けてクネクネとした道を長らく走った

椎葉民俗芸能博物館

まちの様子。明るいイメージである

椎葉村役場

椎葉村から東九州自動車道の日向ICに向かう途中の「道の駅とうごう」

宮崎県庁

橘通り

宮崎の地鶏炭火焼きのお店に行った。初めて行った「黒木屋宮崎総本店」というお店

テレビの番組が4つしかない。うち民放は2つである。今回初めてそのことを知った。全国でもここまで少ないのは無いのではないか

レンタカー返却前の給油

JRの宮崎空港駅。この宮崎空港駅宮崎駅間は全国で残っている未乗車区間の一つである。いつか近いうちに乗ることになるだろう。ちなみに、あとJR九州での未乗車区間日南線である。全国でも乗り残しているJRの路線はわずかだが、この日南線を最後の路線にしようと決めている。全く急いでいないが、JR全線の完全乗車はいつになるだろう

宮崎空港

シーガイア宮崎の上空

沖合の埋立地関西国際空港

仁徳天皇陵ほか古墳群

大和川八尾空港

キタと淀川

新大阪駅近くのJR西日本宮原総合運転所

伊丹空港に着陸する。人が居るところから見上げると着陸直前の飛行機が真上に飛んでくる。昔はジャンボジェット機のような大きな飛行機が飛んできて迫力があった

伊丹空港

 

[2022年7月16日(土)~18日(月)]