旅の途上で

私の旅の記録です

“おんせん県おおいた”で過ごす週末

この週末は大分県に行った。行こうと決めたのは、前月の6月である。

自分が作っている旅行計画の表を眺めていた時、7月に空いている土日があるなと思ったので、それならどこか温泉にでも行こうかと思いたって計画した。

その週末の翌週は宮崎に行くということもあり、旅行が続くのでどうしようかとも思ったが、先ずはこの週末に行くことができる安い路線がありそうかどうかを調べてみた。伊丹から就航している全国の路線を調べたところ、伊丹-熊本と伊丹-大分が他路線よりも安く、少しだけ大分行きの方が安いというのがわかった。週末に進めたい仕事もあったので、どうしようかと迷ったが、金曜の夕方に出発するが、日曜は早い時間帯に大阪へ戻ろうということで、自分自身に納得させて大分行きを決めた。

翌日すぐ、会社には、金曜午後から休ませてもらうと宣言した。とはいえ、平日は何があるかわからないので、時間変更が可能な株主優待券を使った便を予約することにした。自分はANAの株主ではないが、株主優待券は、安く購入できる時期に数枚まとめて購入していて、いつも何枚かは手元にある状況にしている。株主優待券があると正規運賃の半額で購入できる。他に安いチケットが無い時期などは株主優待で購入する方が安い場合もあり、使い方によっては、かなりお得感はある。特に直前での購入は、既に安いチケットは無いので、株主優待券を使うことのメリットはある。

ということで、結局、行きの便については、折角見つけた安いチケットよりも数千円高くなったが、平日に休んでいくこともあり、仕方がないと思うことにした。

自分が旅行計画を立てる時のいつものパターンであるが、予定する飛行機をおさえたら次はレンタカーを予約する。今回、なぜかどこのレンタカー会社を調べてもレンタカーの空きが少なく、一人で利用するときは通常1000ccのコンパクトなクルマを借りるが、今回は1500ccクラスを予約することになり、思いのほかレンタカー代がかかった。

次は宿を予約する。特にこの宿に泊まりたいというのが無ければ、安くて良さそうなところを探す。そんな良い話はないが、複数の宿の予約サイトを検索して、できるだけ良さそうな宿を予約する。そして、1泊目は別府の鉄輪温泉にある古い旅館に1泊朝食付きで予約、2泊目は湯布院にある1泊2食付きの宿を選んだ。結果的には1泊目の宿は少し期待外れだったが、2泊目は湯布院でこの宿泊費ということを考えるととても良い宿だった。ちなみに自分が選ぶ温泉宿は殆どの場合は満足する結果になるが、まれに後悔する場合もある。それは、直前に宿探しをする場合に多い。残っている宿はそれなりの理由はあると思っている。早く旅行先を決めて、早く宿をおさえることが大切だと思う。

今回の大分訪問には、温泉以外にも目的も有った。4年ほど前に会社を辞めた同僚が由布市に移住して農業をしている。この大分行きに併せて、久しぶりに彼と会うことにした。

このような流れで決めた2泊3日の大分温泉旅行、その時の様子を残しておく。

 

伊丹空港。大阪に来てから乗ることが多いプロペラ機

大分空港に到着

大分空港でレンタカーを借りて、別府の鉄輪(かんなわ)温泉へ。いったん宿にチェックインしたから出かけた。排水溝?からの湯気は鉄輪温泉らしい

今夜の夕食は「とよ常別府本店」というお店にした。お店の名物は天丼らしいが、佐賀関の関アジ(関サバ、関イサキもあり迷った!)と、大分の郷土料理の「りゅうきゅう」と「とり天」が入った豊後セットというのを頼んだ

(南側。高崎山方向)

(北側)

(西側)

別府タワー。レトロなタワーで内藤多仲(たちゅう)氏の設計によるもの。氏の設計によるタワーは、名古屋テレビ塔通天閣さっぽろテレビ塔、東京タワー、博多ポートタワーらしい。確かに同じような形をしている。でも、何かが違うなと思いながら後にした。ちなみにこの秋に改築工事が始まるらしい。展望台の窓ガラスも結構割れていて老朽化していたが、それはそれで味がある。最後に昇ることができてラッキーだった

そのあと、ソルパセオ銀座という商店街経由で竹瓦温泉へ。この温泉は別府に来るとたいてい立ち寄る。空いていて、先客が地元と思われる2人だけだった。

その夜は鉄輪温泉の宿に宿泊。夕食なしの1泊朝食付きのプランである。翌朝、湯けむり展望台へ。この湯煙の光景はまさに鉄輪温泉。全国でもこの湯煙の様子を見ることができるのはここだけだと思う

ひょうたん温泉。初めて訪問。歴史ある温泉らしいが、きれいに改装されている。ここも空いていて、気持ちよく入浴できた

「夢幻の里春夏秋冬」ここも初めて行ってみたが、閉まっていた。残念

明礬温泉へ。別府に来るとほぼ明礬温泉にも立ち寄る。今回初めて日帰り入浴した「さわやかハートピア明礬」。良い温泉だった

ここもいつも立ち寄る岡本屋売店。一度宿泊したことがあるが、この明礬温泉に岡本屋という旅館がある。乳白色の素晴らしい温泉がある旅館だが、そこが出している売店

別府温泉保養ランド。ここも2回に一度は立ち寄る感じの日帰り入浴施設。かなり個性的な温泉で、泥湯を楽しむことができる。ぜひ一度は入って欲しい温泉

時間が有ったので少しだけ立ち寄った志高湖

由布岳

由布市役所

由布市役所でかつての同僚と待ち合わせ。そこから彼の軽トラックに乗せてもらい、道なき道を行く感じで営んでいる梨園へ。そこで小一時間色々語り合った

湯布院の温泉宿に戻る途中の駅に立ち寄った南由布駅。たまたま大分方面からやってきた列車を撮影

宿の庭に咲いていた紫陽花

由布院駅

金鱗(きんりん)湖のほとりにある「天祖神社」と「下ん湯」。「下ん湯」は朝も早かったので誰もおらず、まだお湯をためているところだった。少し水を足したが熱くて長くは入れなかった

大分空港のお店で飲んだカボスビール

空港でのんびりしすぎて、最後の搭乗客となってしまった!(その割には写真を撮っている余裕)

(大阪の八尾空港大和川)

大分空港→伊丹空港

 

(補足)

何かが違うと思っていたら、既にネオンサインは撤去されていた。(2019年1月1日撮影)

 

[2022年7月8日(金)~10日(日)]