7月の4連休の旅行は混雑することが予想されていたので、その前の週に2日間の休みをもらっていた。行先は何度かこの7月連休の時期に訪問している沖縄本島からの離島の中でも、行ったことが無かった粟国島に決めていて手配も終えていた。これら予約も航空券の早期売り出しの時に予約したものなので随分前のことである。
しかし、訪問時期が近づくにつれ状況を考えた時、離島であることから、また今回も行き先を変更することにした。変更先は長崎である。九州でまだ乗車したことがないJRの路線に乗ることを目的に予定を組んだ。それは長崎本線の諫早~長崎間(途中の二股含め)、佐世保線である。そして併せて松浦鉄道も未乗車区間を乗ることにしていたので、この3路線を完乗し、九州の未乗車路線で残すところは日南線になる予定だった(ちなみに、この日南線は全国のJR乗り潰しの最後の路線にすると決めている)。
と、その予定だったが、その後、今年の梅雨は線状降水帯による大雨で九州が大変な状況となった。特に人吉の静かな盆地や、球磨川流域のテレビの映像は胸が痛む。それと、鉄道好きからみると、歴史ある肥薩線の橋脚流出や、くま川鉄道(旧湯前線)の浸水も見るに堪えない状況である。自分は現場での役に立つことができない。できることは僅かな寄付をすることぐらいであろうか。
このような状況の中で考えたが、結局申し訳ないが旅行には行くことにした。急きょ行先を北海道に変更し、廃止になった鉄道を訪ねることと、この季節の美瑛と富良野に行くことにした。
来週の4連休からGoToトラベル実施が早められるという話題に批判が集まっている。キャンペーンは人の移動に拍車をかけることになり、確かにこの時期に多少問題かも知れない。しかし自分、或いは旅行を趣味としている人たちはキャンペーンとは関係無しに、コロナ対策を意識した行動で旅行する。半額にするから行く行かないという話ではない。
GoToトラベル賛否の話は、旅行に行くなといったような話と混同されている気がする。東京都在住者は対象外だが元々GoToなど使うつもりはない。県をまたがる移動も禁止されている訳でもない。前回のブログに自分の考え方を示している。どこに行こうと、どこで、誰と、何をして過ごすかが問題であると考えてる。
行程は下記の通りである。(レンタカー移動)
[1日目] 羽田11:00(ANA061)12:40新千歳・千歳→支笏湖→札幌
[2日目] 札幌→旧札沼線(医療大学駅、月形駅跡、浦臼駅跡、新十津川駅跡)→留萌線(石狩沼田駅、恵比島駅他)→神居古潭→旭岳温泉
[3日目] 旭岳温泉→旭岳ビジターセンター→大雪旭岳源水→七色の噴水→東川町中心部→就実の丘→北美瑛駅→美瑛中心部→青い池→拓真館→富良野
[4日目] 富良野→ファーム富田→コンシェルジュ富良野[メロン受取]→南富良野(かなやま湖ラベンダー園)→幾寅駅→占冠→旧富内線(日高町駅跡、振内駅跡、富内駅跡、穂別駅跡)→厚真→安平→千歳・新千歳18:30(ANA076)20:05羽田
[2020年7月15日(水)~18日(土)に訪問]