今回はどこかへの旅行の話しではない。週末の都内での話だが記録として少し残しておきたい。天気も気温もいい感じの週末だったこともあり、出かけることにした。目的とする訪問先は、「高輪橋架道橋下区道」、京急品川駅、京急川崎駅の3ケ所である。
品川駅と田町駅の間、JRの東京総合車両センター田町センター(旧田町車両センター)では、基地設備や車両留置箇所の見直しを進めて創出した用地(約 13ha)で新しいまちづくりの検討を進めている。品川駅と田町駅は山手線で最も駅間距離の長かったが、2020年に高輪ゲートウェイ駅が暫定開業している。近い将来ここには大規模な街ができる予定である。「高輪橋架道橋下区道」は、高輪ゲートウェイ駅の北側、品川車両基地の線路下を東西にくぐっている高さ1.7m程の高さしかないガードである。まさに新しい街づくりが始まっているが、数年後には複数の高層ビル群の街となり、このガードも無くなってしまうので今のうちに行っておきたいと思っていた。ここは、最近、工事中に約150年前の鉄道開業時に建設された線路築堤が次々と発掘されたことでも話題になった。日本最古の鉄道遺構で「高輪築堤跡」である。今回少しだけその様子も伺うことができた。
次に、京急品川駅の写真を撮りに行った。ここも近い将来、連続立体交差化計画で駅のホーム位置が変わり駅も様変わりすると思うので、今のうちに記録しておきたいと思ったからである。そういえば、今回は行かなかったが、品川駅~北品川駅の間にある踏切も無くなるのでいつか訪れておこうと思う。それと、思い出したが、踏切と言えば、山手線にも1か所だけ踏切があるようなので、そこもいつか訪問しておきたいと思っている。
話を戻し、それから京急川崎駅に訪問した。最近テレビでも取り上げられているが、ホームにある行先表示機、正式にはフラップ式列車発車案内表示装置(いわゆるパタパタ)であるが、それがこの2月でいよいよ無くなるということなので、最後に改めて見ておきたいと思ったので訪問した。
見慣れた光景も、いつの間にか変わってしまっていることも多い。そのために敢えてわざわざ撮影しておくことが必要になる。品川駅の退屈な写真が多く、特にコメントも入れていないが記録写真として残しておく。
[2022年1月22日(土)]