近年この3連休は沖縄へ行くことが多かった。この時期の沖縄往復のチケットは他の時期に比べて安い。だが、今回は行き先を少し変えようと、数か月前から新千歳までの往復で予約を入れていた。結果的にこの週末の沖縄はオミクロン株の拡大で大変だということをニュースで知ることになった。
ところで、出発前日の金曜夜は大好きなミュージシャンの久々のコンサートがあった。昨年は中止で、今年も一度は予定されていたもののコンサートは中止となっていた。それが急きょ、今年の最後に武道館で2日間だけ公演するという嬉しい知らせが飛び込んできた。その限られた枚数のチケットをダメもとで申し込んでいたが、ラッキーなことに当選することができた。コロナ禍であり、観客側は声を発しないという決めごとを守り、いつもと違うコンサートだったが、貴重な武道館でのコンサートを思う存分楽しむことができた。
ブログの目的は旅先の記録であり、東京でのコンサートは旅先の話でではないが、少しだけ写真を残しておきたい。
そして、翌日からの3連休、その余韻が残る中で北海道へ出発した。
今回の北海道での行き先は、ニセコの温泉と、洞爺湖温泉である。久しぶりにニセコのお気に入りの温泉に行きたいという思いが先で、もう1泊はどこにしようかと考えた結果、洞爺湖温泉を選んだということである。ニセコにはたくさんの温泉がある。札幌勤務時代には、札幌からの片道150kmを毎週のようにバイク(CBX400F)や愛車のダットサンピックアップトラックで訪問し、日帰り入浴巡りを楽しんでいた。今回目的とする温泉は、その時から大好きな温泉で、当時の老朽化した建物は既にないが、変わっていない温泉の質を求めて、これまでも数回宿泊している宿である。洞爺湖温泉は湖岸沿いにある大型ホテルのうち、宿泊をしたことがない宿を選んだ。温泉に入りながら冬の洞爺湖とその向こうに見える羊蹄山(蝦夷富士)を見ることは素晴らしい。今回は残念ながらニセコでの天気が悪く、期待していた青空のもとでの雪の羊蹄山を見ることはできなかった。しかし最終日は晴天で、洞爺湖温泉から美しい羊蹄山を見ることができた。
その2泊3日の温泉旅行の記録を残しておく。
九段下駅から靖国通りの九段坂より。九段会館の建て替えの話も、しばらく来ないうちに建て替わっていた。レトロなところは少し残してくれている。九段会館は入社時に配属発表があった思い出の建物
江戸城田安門。日本武道館の屋根が見える。楽しみにしていたコンサートが始まるのでワクワクするひと時である
翌日の羽田空港
晴天の羽田空港
新千歳空港付近は晴天
支笏湖。モーラップから
道の駅にもなっているきのこ王国。札幌勤務時代に出来たと記憶しているが、結構流行っているようである。きのこ汁が温かい。
翌日は日帰り入浴2軒。五色温泉、ここのお湯も素晴らしい。それから雪秩父の温泉にも浸かる。雪秩父はかつては年季の入った国民宿舎だったが、5年ほど前に建て替えられて「蘭越町交流促進センター雪秩父」という日帰り専用になっていた。沼は隣接する大湯沼という温泉
JR函館本線の昆布駅
道の駅「ニセコビュープラザ」
真狩村中央部のセイコーマートの駐車場。ここから洞爺湖方面に向けて南下していくことになるので羊蹄山から離れていくことになる。車の中で昼食を取りながら晴れ間から羊蹄山が見えないかを期待したが、それはかなわなかった
洞爺湖方面へ向かう道の途中から。美しい雪原があった
サイロ展望台からの洞爺湖
洞爺湖の噴水広場付近から
わかさいもの本店。初めて食べた「揚げたていもてん」は美味かった
山の上に見えたザ・ウィンザーホテル。翌朝、建物の真ん中に真っすぐに光の柱のようなものが見えた。エレベータ部分が曲線のガラスになっていて、そこに朝日が反射しているからなのだろうか。不思議な光景だった
わかりにくいが、遠くに羊蹄山が見える
10時前に洞爺湖駅に向かった。一か月後に東京から島根県の出雲市へ、夜行寝台特急「サンライズ出雲」に乗る予定で、一か月前の10時発売に合わせて購入に行った。しかし、見習いのバッジを付けていた駅員の発券スピードが遅かったのか、既に無理だったのかわからないが切符を確保することが出来なかった(この後、新千歳空港駅のみどりの窓口で念のために再チャレンジしたが、やはりダメだった。ということで出雲旅行は断念した)。
残念な気持ちで、再び洞爺湖畔へ戻り、洞爺湖と羊蹄山を撮影・・・
昭和新山と、2枚目は有珠山。写真左に有珠山ロープウェイ。この後、道央自動車道の伊達ICから千歳へ移動
新千歳空港から羽田行きに搭乗
空いていたので、プレミアムシートに変更。あと、4ポイントになった
[2022年1月8日（土）～1月10日(月・祝)]
