3月14日のダイヤ改正による東京地区での話題も多いが、自分としての関心事は次の出来事であった。
・品川新駅開業(高輪ゲートウェイ駅)
・常磐線全線運転再開
品川新駅開業とは山手線・京浜東北線の「高輪ゲートウェイ」である。この駅は構想の段階から少し関わっており、自分としては思い入れがある。それと常磐線の全線運転再開は、東日本大震災の影響により運転を見合わせていた富岡~浪江間が約9年ぶりに開通し、東京(上野)から仙台までの常磐線運行が再開されたものであり、感慨深いものがある。
この日は「高輪ゲートウェイ」駅に訪問することにした。次の選択として、早朝の大崎4:30発の山手線一番電車に乗って、4:35に「高輪ゲートウェイ」駅で下車するか、「高輪ゲートウェイ」駅の改札口からその一番電車に乗り込むかということであった。直前まで考えたが、結局「高輪ゲートウェイ」駅から入ることを選んだ。
早朝、自宅から高輪ゲートウェイ駅までタクシーに乗らざるを得なかった。タクシー乗車中、もう少し早く動くべきだったと思っていた。駅の到着は3時過ぎで、駅の改札口の前には既に40~50人は居ただろうか。そこは想定していたが、並ぶ列が2つ指定されているということは行ってみないと分からなかった。一つは改札口に並ぶ方、一つは切符(入場券など)を買う列である。ここでも、どちらに並ぶべきか少し迷ったが、切符を買ってから一番電車に乗ろうと考え切符の列に並ぶことにした。
結局、並んでいる間に一番電車がやってきてしまい、乗ることができなかった。この初日は一日中切符購入の列が続いたようで、早くから並んだことで通し番号の若い切符を手に入れることができた。しかし並んでいる間に一番電車にも乗れなかったこともあり、この選択が正しかったかどうかも判らず、何か、もやもや感が残る新駅訪問となった。
その時の様子の写真を残しておく。
きっぷ購入の列
改札口
一番乗りの人の取材
.次第に人が多くなってきた
.改札口シャッターが開く
並んでいる間に一番電車が出ていく
品川駅へ向かう
早朝の人の居ない品川駅の光景。大きな垂れ幕で開業を祝っている
この古い路線図には高輪ゲートウェイ駅の表示がされていない。近いうちに撤去される路線図になるのだろうか
再び高輪ゲートウェイ駅に戻る
新しいタイプの自動改札。ICカードタッチ部に加え、QRコード読み取り部がある。ICカードをタッチするときに一瞬戸惑った
切符購入の列にまだ並んでいる。この日はもっと多くの人が並んでいる状況がずっと続いていたようだ
[2020年3月14(土)に訪問]