旅の途上で

私の旅の記録です

和歌山県、高野山へ

学生時代からの親しい友人と2人で和歌山県高野山に行った。難波から南海電鉄高野線で往復するのが一般的な行き方であるが、旅行好きの我々が一緒に出かける時は色んなルートを考える。今回はわざわざ遠回りしながら鉄道旅行を楽しんで目的地の高野山に行くことにした。友人が忙しい中、今回は自分が行程を考えて提案し、そのルートで行くことにした。

ちなみに、当初予定は、[大阪→(天王寺経由)→奈良→(桜井線経由)→高田→橋本→(南海高野線「天空」)→高野山→橋本→和歌山→天王寺→大阪]であった。

今回のルートでは、南海高野線紀伊清水~極楽橋(高野山)間は初めて乗る区間であり、楽しみにしていた。

ところがいきなり出発時点でハプニングがあり、急きょ行程の組み直しとなった。

朝、待合わせの大阪駅環状線ホームに先に着いていた友人から連絡あり。予定の電車がないとのこと。いやそんなはずはないと思いながら自分が大阪駅に到着。確かに予定の時刻の電車が無い。時刻表にはその電車が有ったはず。納得いかなかったが、南海のイベント列車「天空」の時刻は決まっていたので、それに間に合う行程を探し出し、予定とは逆ルートの和歌山経由で行こうということになり、入ってきた電車に飛び乗った。

高野山から先の帰路については、着いてから考えようということで先ずは出発した。

結局この日は、乗換時間がそこそこあった橋本での駅周辺を歩いたり、高野山でもかなりの距離を歩いたので、自分では多めの18,000歩超えとなった。歩数はともかく、暑い中、昼間から飲んだビールの影響もあり、結構疲れ始めていて、もうどこにも立ち寄らずにまっすぐ帰ろうという気分になっていた。実際高野山での所要時間が想定以上にかかったので、時間的にも遠回りして帰るには大阪着が遅くなるし、明日は仕事だし・・という気持ちもあって、帰路は高野山から難波行きの特急「こうや」でまっすぐ大阪に帰ることにした。

ちなみに、高野山での散策ルートであるが、高野山駅からバスで奥の院前までバスに乗り、そこから奥の院→(食事)→金剛峯寺→壇上伽藍と歩き、金堂前バス停から高野山駅までバスで戻った。所要時間を3時間で考えていたが、大体4時間位だったような。

結果的には、[大阪→天王寺→和歌山→橋本→高野山新今宮→大阪]という行程になった。

その時の状況を記録しておく。

帰宅してから時刻表を読み直してみた。土休日ではなく平日の時刻を見ていた。何という基本的な間違い・・・。

JR新大阪駅から大阪駅へ。この直後に予定していた電車が無いと確信し、急きょ予定変更を行った

天王寺駅

日根野駅で乗り換え

和歌山駅に到着

和歌山駅和歌山線ホーム。なぜか改札がある

となりのホームは「わかやま電鉄貴志川線

この電車で和歌山駅を出発

途中停車した駅のひとつ「粉河」駅。跨線橋がレトロ

車内の様子

橋本駅に到着

橋本駅前の観光案内所で待ち時間に散策できるルートを教えてもらう

紀ノ川

この辺りは、国の伝統的工芸品である「紀州へら竿」と言われる高級な釣り竿の生産地である。橋本市に住むへら竿師の親戚がいたが、小学生の自分にはその貴重な仕事を理解することもなかった

JR橋本駅から階段を上がると南海橋本駅

南海橋本駅改札

橋本から、南海高野線のイベント電車「天空」で高野山へ。指定席券は別料金である

極楽橋駅まで急斜面を上がっていく。箱根登山鉄道程ではないが、雰囲気は近い

南海高野線極楽橋駅

ケーブルカーで高野山駅へ

高野山駅前のバス乗り場から奥の院前へ

奥の院から金剛峯寺方面へ歩く

かるかや餅の看板を出すお店がいくつかあった。甘くて美味い。このお店はお茶も出してくれた

昼食を取ったお店「丸万」

金剛峯寺

壇上伽藍

金堂前バス停から高野山駅までバスで戻る

高野山駅からケーブルカーで極楽橋へ。そこから特急「こうや」に乗り新今宮で下車。なんと早くて楽なことか。新今宮駅から環状線大阪駅へもどった

[2022年9月4日(日)]