旅の途上で

私の旅の記録です

祝!西九州新幹線開業(9/23)

2022年9月23日に開業した西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の一番列車に乗車した。何をもって一番と考えるかは人それぞれであるが、武雄温泉発長崎行きの下り1番列車に乗車した。本当は長崎発武雄温泉行きの上り1番列車の切符を取ることにもチャレンジしたが、残念ながら確保できなかった。

列車の指定席は、1ヶ月前の10時から全国の「みどりの窓口」で一斉に発売される。ネットの手続きでさらに1週間前から予約ができるものの、どんな列車であろうとも、この時刻からしか切符は買えない。こういう特別な切符を購入する場合は窓口の駅員さんの協力が必要となる。

切符を発券する端末(マルス)で、カウントダウンする時報とともにEnter(入力)して発券してもらう必要があり、この光景から「10時打ち」と呼ばれている。切符を確保したい人にとっての真剣勝負となる。今回も10秒ほどで満席になったとの報道があったが、過去の新幹線の一番列車のチケットも大体それ位の“瞬時”に満席となる。

ちなみに、自分は2011年3月12日開業の九州新幹線(新八代鹿児島中央の完成による博多→鹿児島中央の全線開業)、2015年3月14日の北陸新幹線(長野→金沢延伸)、2016年3月26日北海道新幹線(八戸→新函館北斗延伸)の1番列車に乗ることができた。切符購入1ヶ月前が旅行中だった北陸新幹線の場合は秋田の角館駅北海道新幹線では南稚内駅で購入。どちらも厳寒の早朝から10時の発売時間まで駅で待っていた。確保するノウハウはあると思っているが、それに加えて運次第でもある。

ところで、この九州新幹線は前日の3月11日の夕方に羽田→福岡空港を予定していたが、それがかなわず、翌日の開業初日の開業イベントは全て中止になった。

今回は長崎→武雄温泉の上り1番列車の「かもめ2号」の切符を取る予定でいた。頑張れば取れるだろうと思っていて、伊丹→長崎空港のチケット購入、長崎市内のホテルも予約していた。結局その切符を取ることができず、逆の鹿島温泉→長崎の「かもめ1号」の1番列車の切符を確保することになった。どっちの列車を1番と考えるか。どちらも1番である。それで全くの逆ルートで再検討することになり、改めて、伊丹→福岡便の予約、レンタカー予約、武雄温泉の宿を予約することになった。武雄温泉の宿は開業前日の宿泊のため、宿探しに少しだけ手間がかかった。

これほど切符購入が難しい列車であるが、切符取得後9月初めのニュースで旅行会社の割り当て分があることを知り、非常にショックを受けた。そこそこの席数が有ったと思う。改めてその記事を読み返そうとしたら削除されていた。旅行会社は高い価格でこの旅行ツアーを販売している。高くてもお金さえ出せば乗ることができるのか。通常の列車なら解るが、このような間違いなく満席になる特別な列車での割り当てはやめて欲しい。

西九州新幹線は6両編成のうち3両が自由席である。自由席は始発駅に並んで順次購入する。そういう意味では自由席がある列車は2度のチャンスがあるといえる。北海道新幹線の「はやぶさ」や北陸新幹線の「かがやき」には自由席が無かったような気がする。

伊丹空港福岡空港

(停車駅に「肥前山口」を見ることができる。2日後に改名される)

福岡空港から博多駅へ。もうすぐ廃止になる「かもめ」を撮影した。最終の「かもめ」は長崎ではなく佐賀行きだった。「黒いかもめ」と「白いかもめ」の2種類を撮ることができた。この「かもめ」は九州新幹線の愛称名として生まれ変わる。また、新幹線と接続する武雄温泉駅と博多間は「リレーかもめ」となる

翌日は福岡からオンライン会議等で対応し、夜にレンタカーで武雄温泉へ移動。開業前夜の武雄温泉駅の様子

武雄温泉の宿は素泊まりだったので、近くの焼き鳥屋へ

宿から出かける前に見たテレビニュース画面。5:15には武雄温泉に行こうと考えていたが、予定通り出発することができた。

(この1番のリレーかもめは「みどり」ハウステンボスの車両になっている)

駅に着くと既に大勢の人がいて驚いた。セレモニーの関係者や指定席に並ぶ列などに多くの人がいた

長崎行きの新幹線車内。接続している博多からのリレーかもめが到着する前の人がいない時の様子。この列車は28分のわずかな乗車時間(最速列車は23分)

長崎駅到着

長崎駅の様子。7:31に着いて、8:39に出発。約1時間の滞在

長崎→武雄温泉の1番列車の切符は取れていなかったが、長崎発の2番目と4番目の列車の切符が取れていた。2番目は直ぐに払い戻しをしたが、4番目は長崎折り返しに使える時間だったので、この列車(8:39発のかもめ12号)で武雄温泉に戻ることにしていた

武雄温泉駅で多くの乗客はリレーかもめに乗り換えた

乗車券を購入するのを失念していた。当日朝の武雄温泉の新幹線のみどりの窓口や新幹線券売機で購入することが出来なかった。前日夜に武雄温泉のみどりの窓口で購入しようとしたが、19時で閉まっていて買えなかった。そのため、距離が長い在来線での運賃になってしまった。ちなみに新幹線開業初日で武雄温泉のみどりの窓口は閉鎖されていた。新幹線側のみどりの窓口に移ったようだ

新幹線各駅で売られてた記念乗車券。武雄温泉駅のものを1枚購入した(各駅で色などが違う)

この日のもうひとつのイベント。武雄温泉発の「ふたつ星4047」の出発式。長崎から同じ新幹線に乗っておられたデザイナーの水戸岡鋭治氏もこの式典に出られていた。この列車の運行ルートが面白い。是非いつか乗ってみたい

武雄温泉駅の在来線側の構内。みどりの窓口は閉鎖。写真右側に、見えていないが大きな案内所兼土産物屋さんができた

駅の駐車場に駐車していたレンタカーで長崎へ向かった。先ずはちゃんぽんを食べようと向かったお店。長崎駅近くの中華大八が並んでいたので、この店にした。ここも2回目か3日目。長崎で何度か行っているお店が3件あるうちの一つ

13時半からブルーインパルスによるお祝いがあり。雨が降り始めたが、こんな雨の日でも飛ぶんだなと思った。北海道新幹線開業日にも函館駅上空を飛んだので、それを倣ったのかなと思った。その時は快晴だったが、今回は雨で残念。前日は快晴の中、予行演習で飛んでいたらしい

長崎駅まで車で行き、昔の長崎駅舎がどうなっているか調べたり、博多への帰り道は新しくできた新幹線の各駅に立寄ろうと考えていた。

しかし、長崎中心部は大渋滞で全く動かない状況が続いた。ブルーインパルスを見た後にクルマに乗ってから、オランダ坂トンネルに入るまで2時間も要していた。そのため新幹線駅の一つにも寄れず、レンタカーの返却時間も1時間程度遅れてしまった。

新幹線開業で長崎の新しい駅ができたこともあるが、ブルーインパルス目的で地元の方々を中心に多くの人が狭い長崎市街地に集中し、身動きが取れなくなった感じだった。坂の多い市街地の地形を分かっている人には解ると思うが、かなり大変な状況だった

(飛行機右側の窓から。手前が愛媛県佐田岬半島。その向こうは八幡浜市宇和島市方向)

福岡空港伊丹空港

[2022年9月21日(水)~9月25日(日)]