旅の途上で

私の旅の記録です

北陸新幹線開業の前に

北陸新幹線の開業が近づいてきた。新たな路線の開業により東京から金沢までは最速約2時間半で到達する。沿線では華やかな歓迎ムードで盛り上がる中、一方では開業に伴い無くなりゆくものもある。今回は土日の2日間であるが、2つの目的で金沢まで往復することにした。ひとつは新幹線と平行しているJRの在来線が第三セクター化する前に、一部の区間であるが乗車しておくこと。そして廃止になる特急列車の写真を撮っておくことである。



東京駅。東京駅開業100周年のBゼロ版大型ポスター


これから乗る上越新幹線の表示板


北陸新幹線の巨大ポスター(JR東日本版)


時刻表は上越長野新幹線の表示になっているが、これも上越北陸新幹線というものに取り換えられるのだろう


「たにがわ405」。ガーラ湯沢行き。一つ手前の越後湯沢駅まで乗車する


越後湯沢駅北越急行ほくほく線への連絡通路


ほくほく線のホームへと下りる





特急「はくたか」金沢行きと、ホームでの写真


列車ではこれができるのがいい


このあたりは雪が多い。ほくほく線は途中で十日町駅を通過するが、この十日町駅は豪雪地帯を通ることで有名なJR飯山線が通っている。いつか冬に乗ってみたい路線である













金沢駅での撮影。「しらさぎ」「サンダーバード」は残るが金沢止りとなる。この表示板にある富山まで行く列車は無くなってしまう。「はくたか」「北越」は廃止。トワイライトエクスプレスの下り列車も撮影できた。最近の北陸本線の特急は同じような形をしていて(詳しい形式などは知らないが)、先頭車のヘッドマークが無くなって面白味が無くなった。正面からでは何の特急なのかわからない


金沢駅を出て、先ずは駅前のホテルへチェックイン


今回の宿泊先を富山駅付近にするか金沢駅付近にするか迷った。結局金沢の方にしたが、その理由は、ズワイカニ(地域名で松葉ガニとか越前ガニとか・・・)の食べ放題のお店に行きたかったからである。富山には食べ放題のお店が無さそうだったが、金沢にはあった。地理的にも金沢の方がカニのイメージがある。食べ放題で有名なお店があるようだが、車でないと行けない場所にあるので駅に近いところで探した。近江町市場近くのレストランで食べ放題をやっていたのでそこに決めた(飲み放題でもある)。写真の量のカニを4皿ほど食べた。味はまあまあだったが、ちょっと期待外れ。まあ食べ放題なので仕方がないか・・・



また、金沢駅に戻り少しだけ撮影





翌朝の金沢駅トワイライトエクスプレスの上り列車を撮影しに行った。なんと、先月の1月10日に大阪から札幌まで乗車した時の機関車と同じ、EF81113であった!




この日は、北陸新幹線試乗会の日だった。試乗会のチケット入手も困難と聞いている。







せっかく金沢に来たので、少しだけ観光してから富山へ移動することにした。選んだ先は「ひがし茶屋街」。もう10年近く前の金沢出張の夜、かなり酔っぱらった頃に支店のメンバーに連れてきてもらって、どこかの建物の2階に通されたことをうっすらと覚えている。それ以降ここには来たことがなかった。




近江町市場。青果通り口から入った。ズワイカニの足が少し細い気がするが、ブランドタグが付いている高価なカニである




金沢駅から富山駅へは普通列車で行くことにした。この区間は、新幹線開業に伴い「IRいしかわ鉄道」、「あいの風とやま鉄道」という第三セクター鉄道に生まれ変わる。















富山駅構内。この駅舎も新幹線開業に伴う新しい駅舎が完成すると取り壊されるのだろう




工事中の富山駅富山駅の高架下に路面電車の軌道が乗り入れる極めて珍しい構造をしている。いかにも鉄道(路面電車など)を活用したコンパクトシティを目指す富山市らしい。路面電車富山駅で南北に分断されていたが、将来は南北につながることになる


駅前の回転すし屋で昼食




また富山駅構内で列車撮影。廃止になる「北越


富山駅構内にある、ますの寿司「源」。夜の食事用にひとつ購入


越後湯沢行きの「はくたか」で戻る。この列車も廃止


今回の切符(帰り分)


越後湯沢駅に到着した「はくたか


越後湯沢駅の新幹線ホーム。「Maxとき338」に乗車して東京へ

[2015年2月7日(土)〜2月8日(日)に訪問]