旅の途上で

私の旅の記録です

紀勢本線で和歌山から名古屋方面へ

紀勢本線を乗車するという小旅行を行った。
もともとは紀勢本線に乗車することを考えていなかったが、本来の目的であった和歌山県白浜市での用件を済ませた後、今回は時間的にも白浜から名古屋方面に紀勢本線を乗車することができそうだったので、それを実行することにした。
乗車区間は、関西空港駅から和歌山駅まで阪和線に乗り、そこから紀勢本線に乗車することになる。(今回は津から亀山まで未乗区間あり、紀勢本線全線ではない)。
大阪から白浜へは、自動車で阪和自動車道を往復するか、JRで白浜駅まで往復する。いずれにせよ大阪へ戻ってくるが、今回は白浜駅からさらに東に向けて紀勢本線を乗車することにしたのである。
ところで、この紀勢本線の全線乗車は1982年4月2日の天王寺23時発名古屋行の夜行鈍行「はやたま」に乗車したとき以来である。当時はその列車に乗ることだけを目的にして乗車したものである。当時は津から亀山まで走り、亀山で方向を変えて名古屋まで走っていた。
あれから何十年の年月が流れた。







羽田→関西空港。この便だけは国内線だが海外路線の機材を使っている












関西空港駅白浜駅






白浜市内













白浜から紀伊勝浦に行った。その日のうちに紀伊勝浦まで行っておかないと、翌日の行程に影響を及ぼす。
紀伊勝浦の温泉旅館に宿泊した。紀伊勝浦へは車で来ることが殆どである。ここにくるといつも同じ船で渡る、この温泉地最大の旅館に宿泊しているが、今回ははじめての宿にした。
夜から激しい雨となった。




翌朝、紀伊勝浦駅に行くと電車の遅延案内がでていた。
これから向かう方向は尾鷲など全国でも降水量が多いことで知られており、途中で運行停止などあれば東京にたどり着くことができず大変なことになる。
一方、大阪方面に戻ると特急「くろしお」はもうすぐ何とか発車するが、その後の運行は未定とのこと。安全無事に東京にもどるならこれに乗るべきだが、今回の目的の名古屋方面へ向かうことを断念しなければならならず、時間がない中で決断する必要があった。






少し悩んだ末、このまま先に進むことにした。結局その判断は正しかった。特に遅延もなく列車は動いた
途中の停車駅の写真は極力とるようにしたが、窓が開かずガラス越しに撮影した駅が多い









多気駅→名古屋駅



久しぶりの名古屋駅ホームのきしめん



以上が紀勢本線の小旅行の記録である。


最後に、以前「はやたま」に乗車した時の写真を数枚つけておく(1982年4月2〜3日)。途中の2枚の停車駅の写真は気に入ってる写真であるが、どこの駅かはっきりしていない。当時はいつも詳細に旅のノートに記録していた。それを見るとこの駅かこの駅かというのは判るのだが・・・








[2017年6月24日(土)〜25日(日)に訪問]