旅の途上で

私の旅の記録です

2022年夏季休暇①(鉄道旅行:武豊・名松・紀勢本線)

2022年の夏季休暇での出来事を4回に分けて残しておきたい。

行き先は何か月も前から考えていたが、結局、前半は鉄道旅行、後半は沖縄(八重山諸島)の島旅と、全く違う2つの旅行を連続して行う形となった。

 

鉄道旅行の目的については、

1)全国のJRの路線のうち、未だ乗っていなかった路線(武豊線名松線)と、区間(山口線の益田―津和野間)に乗ること。これまでも全国のJR路線を急いで乗りつぶしてきた訳ではなかったが、あと残すところは、JR東日本成田線(香取―松岸間)と、JR九州日南線だけになってしまっているのではないかと思う。改めて過去資料も探し出し乗り残し区間が無いかを確認したいとは思っている。JRの全線完全乗車が終わったら、次は私鉄の全国踏破というのが鉄道旅行ファンの一般的な流れだと思うし、自分もそのつもりである。

2)伯備線の381系特急「やくも」の撮影と乗車、今は国鉄時代の復刻カラーの車両が走っているので撮影しておきたい。

3)先般、JR西日本が公表した路線別収支で、最も収支率の低い路線は芸備線(備中神代―備後落合間)、木次線(備後落合―出雲横田間)であったが、改めてこの区間も乗っておくことにした。

4)新大阪から岡山、また新山口から博多への移動はあえて500系こだまに乗車。かつて東海道・山陽新幹線の「のぞみ」としてとして華々しくデビューし斬新なスタイルから人気はあったものの、今は山陽新幹線の8両こだまとして頑張っている。過去の0系や100系新幹線もそうだが、第一線を退いた後は、半分の車両編成になって山陽新幹線のこだまとして余生を過ごしている。

5)前半の2泊3日の鉄道旅行は、ちょうどお盆の時期であり和歌山に墓参り。墓参りをするのに、少し迂回していこうとしたのが、以前から行きたかった武豊線名松線を絡めたものになった。

 

次に、沖縄(八重山諸島)の離島訪問の目的であるが、

1)長らく出来なかったシュノーケリングをやりたいというのが一番の目的であった。訪問する島については、

2)鳩間島にも久しぶりに行きたいという気持ちもあり、それなら西表島をベースにシュノーケルツアーで鳩間島に行こうということで西表島に決めた。併せて、やはり

3)竹富島にも立ち寄っておきたいということで、西表島に3泊、竹富島に1泊として4泊5日の島旅とした。

 

幸いにも、ほぼ全て好天に恵まれた。時折雨が降っても短時間で、それも移動中などにより傘を使うことは一度も無かった。そんな天気だったので、八重山でも美しい海を見ることができた。

沖縄の離島行きはコロナ禍で自粛していたが、今回、感染予防の基本を忘れず訪問させてもらった。

 

全体の行程は下記の通りである。

 

―――前半の鉄道旅行―――

[1日目]新大阪8:04(新快速)9:26米原10:00ー10:32大垣10:56ー11:47大府11:51ー12:23武豊13:07ー13:37大府13:42ー13:58名古屋・近鉄名古屋14:50(近鉄特急)15:57近鉄松坂

[2日目]松阪7:32ー8:11家城8:25ー8:59伊勢奥津11:30ー12:54松阪14:16(南紀5)16:43紀伊勝浦

[3日目]紀伊勝浦10:05ー11:52白浜15:26(くろしお26)17:50新大阪

 

[4日目]新大阪6:59(こだま839[500系])8:09岡山[駅構内で撮影]11:05(やくも9[国鉄色])12:07新見13:02ー14:27備後落合14:41ー17:37宍道18:17ー18:36出雲市

[5日目]出雲市8:02ー11:19益田11:23ー13:12山口13:56ー14:19新山口15:15(こだま849[500系])16:11博多

 

―――後半の沖縄(八重山諸島)の島旅―――

[6日目]福岡9:40(ANA1203)11:20沖縄(那覇)12:40(ANA1767)13:40石垣・新石垣空港→石垣港離島ターミナル・

石垣15:20(安栄(鳩間経由)→16:20頃西表島(上原)

[7日目]シュノーケリング(鳩間島含む)

[8日目]西表島ドライブ

[9日目]西表島(上原)9:30(安栄(鳩間経由))→石垣11:30(YKF(八重山観光フェリー))→竹富島

[10日目]竹富島10:50(YKF)→石垣・石垣港離島ターミナル→新石垣空港・石垣14:15(ANA1770)15:20沖縄(那覇)(ANA768)18:00大阪

 

先ずは、1回目の記録として、2泊3日の鉄道旅行(武豊・名松・紀勢本線)の状況を記しておく。

新大阪駅8:04発の新快速でスタート

米原駅

伊吹山。もうすぐ関ヶ原

大垣駅で乗り換え

大府で武豊線に乗り換え

武豊駅。近くのコンビニで昼食を購入。駅のベンチでのんびりと食事

途中の車窓から。天気が良い

大府から名古屋へ

名古屋駅に到着

近鉄名古屋から松阪へ

JR松阪駅近鉄とJRが駅の構内でつながっている。

松阪牛が比較的安価に食べることができる地元の有名店。夕方、少しだけ早めに行った。待つことなく座ることができた。安いといってもそこそこ。アルコールはおさえて食べることにした

朝のJR松阪駅

名松線の列車

車内に掲示されていた運賃表

途中の家城駅で下りと上りの列車が交換

名松線は基本的に川沿いに走るが、家城から先はより美しい景色の中を走る

終着駅の伊勢奥津駅

観光案内所

終着駅の様子。SL(蒸気機関車)時代の給水塔が残っている。極めて貴重である。当時の写真が掲示されていた

伊勢奥津駅の様子

松阪に戻る

乗車券は、この先、博多駅までの一筆書き切符。経由が長すぎて途中から駅員による手書きとなっている。鉄道好きの人には常識だが、遠距離逓減率で長く乗るほど安くなるので、いつもそういう買い方にしている

JR松阪駅に到着。駅構内のパン屋さんで軽く食事

これから紀伊勝浦まで特急「南紀5号」で移動

 

この松阪から尾鷲(おわせ)の区間、山の中の景色の良いところを走るが、九州の日豊本線の佐伯(大分)~延岡(宮崎)の区間のようなイメージがある。わかる人にはわかるだろうか

紀伊勝浦駅

駅近くにはコンビニや酒店は無い。土産物屋さんで今夜の宿でのお酒を購入

翌朝、電車の発車時間まで時間が有ったので、「にぎわい市場」というところを訪ねた。さすがにまぐろづくしだった

紀伊勝浦駅で電車待ち

この各駅停車の電車で白浜へ

車内ではゆったりした時間が流れていた。殆どが旅行者と思われ、途中で乗降する人は少なかった

途中雰囲気の良い駅が車窓から見えた。見老津駅というらしい

白浜駅アドベンチャーワールドのパンダは数も多い。上野公園のパンダは有名だが、ここはあまり知られていないのではないかと思う。こちらの方がすごいと思うが・・・

いつも立ち寄る日帰り入浴施設「牟岐の湯」は休みだったので、「崎の湯」へ行った。中の写真撮影はできない

白良浜

円月島。久しぶりに行ってみた。その後白浜駅

白浜駅から特急「くろしお」で大阪へ戻る

天王寺通過時に見えた「あべのハルカス

 

(つづく)