旅の途上で

私の旅の記録です

松本、上高地へ

会社の昔の職場で関係していた仲間2人と、3人での1泊旅行を実現した。10年以上前であるが、それぞれの部署は違うものの近い仕事をしていて親しかったこともあり、このメンバとは過去にも一度草津温泉に旅行している。その時は4人で行ったが、そのうちの一人は一年半ほど前に亡くなっており、今回は3人で行くことにした。

目的地をどこにするかは自分の判断に任せてもらった。個人で出かけるのとは違い、予算内で行けるところを探すことになったが、最終的には長野県松本市へ行くことにした。彼らは新宿から特急あずさで松本へ、自分は新大阪から名古屋経由で松本へ向かい、松本で合流する。

松本市は学生時代に1週間の地理学の調査、その調査のための予備調査で何度か行っているが、個人的にも昔から数えていないほど訪問しており、国内でも大好きな都市のひとつである。

宿泊地は白骨温泉にした。翌日の天気が良ければ上高地に行くが、雨なら安曇野方面に行こうと思っていた。結果的は最高の天気に恵まれることになり、美しい上高地を散策することができた。

ところで、この上高地は国内に残された最も自然の美しい観光地と言えるのではないかと思っている。国内に残された・・・というと、知床半島の途中から半島の先端方向には一般人が行けないエリアが国内最後の秘境と思っている。しかし、そういう自然とは違い、穂高の山々と梓川が作り出す大自然を感じることができる素晴らしい場所だと思う。

彼らとの1泊旅行は松本駅での解散で終わることになった。その後、ひとり中央本線普通列車に揺られ、名古屋方面に向かった。途中、安い宿に泊まり、急ぐこともなく大阪へ戻った。

[2023年6月15日(木)~6月18日(日)]