10月の終わり、3泊4日の行程で東北地方の紅葉を見に行った。
東京から仙台までJRで移動し、そこからレンタカーを利用した。青森県の八甲田まで北上し、また仙台に戻ってきた。行きと帰りのルートは、一部東北自動車道で重なるが、一般道は異なる道を走っている。
走行ルートはざっくりだが、次の通りである(観光スポットと、訪問した自治体名をあえて混在して記載)。
[仙台市→鳴子峡→花巻市(泊)→八幡平市→十和田湖→奥入瀬渓流→八甲田(泊)→十和田市→二戸市→盛岡市近郊→仙台市]
今回の旅行のきっかけは、紅葉の一番美しい時の十和田湖を見てみたいと思ったことである。数年前のこの時期にも十和田湖の紅葉を目指して訪問しているが、紅葉の一番良い?時期からは少し遅かったようで、とても残念な気持ちになった。それで、今回は、この週末が良いのではないか、紅葉が最も美しい週末ではないかということで、何か月も前からこの週末に訪問することを決めていた。
会社にもこの木、金曜に休むことを申請していて、今回実行させてもらった。平日に休むのは落ち着かないが、今はどこからでも、携帯電話やパソコンで作業ができるので有難い。その反面、昔と違って、どこにいても連絡が付いてあたり前みたいに思われる嫌な時代になっているとも言える。
紅葉は、桜もそうだが、その年によって微妙に一番見ごろの時期がズレたりする。なかなか一番良い?と思える時期に訪問するのは難しい。今回も早くから、十和田湖に行くならこの週末だと決めていたが、実際行ってみると、少しだけ遅かったかなという感じで、再び残念な思いをした。ただ、緯度や標高、植生の違いによって紅葉の色づき度合いも様々なので、結果的に十和田湖は期待していた感じではなかったものの、移動中の様々な場所で、今が一番良い?と思える紅葉を見ることができた。一番の目的は達成できなかったが、いずれにせよ、東北の秋を心ゆくまで楽しむことができた。
それと、高速道路について感じたことがある。この時期、高速道路料金の割引が無く、そこそこの距離を走ったのでそれなりの料金となった。東北旅行から東京に戻り、間もなく高速道路の休日3割引きが再開された。タイミング悪く、ここも残念ではあった。ところで、東北自動車道の岩手県内の花巻南IC~盛岡南IC間約27kmは制限速度120キロ区間である。あと、新東名高速にも有ったと思うが、全国でも数少ない120キロ区間になっている。気兼ねなく走ることができる素晴らしい区間である。
ということで、この紅葉の東北地方の写真を残しておきたい。
(なぜ?か。一番良いという表現が正しいかどうかわからないので、?と付記した。)
東京駅7:32発のはやぶさ・こまち5号
仙台駅着
鳴子峡。似たような写真ばかりだが美しかった
鳴子峡の売店で売っていたコマ。鳴子系こけし作りの制作者が作られたコマらしい。とにかくよく回る。それがすごくて買ってしまった
奥羽東線を走る列車。トンネルに入るまで徐行していた。列車の乗客は車窓からこの紅葉を楽しんでいることだろう
鳴子温泉の共同浴場「滝之湯」。乳白色のお湯が惜しげもなく湯船に注がれている素晴らしい温泉である。鳴子に来たときは立ち寄るようにしている。駐車するところが付近にはなく、公共の駐車場に停めて、少しだけ歩くことになる
鳴子郵便局の前にある、こけしのポスト
どこか懐かしい風景
東北自動車道の松尾八幡平ICで降りた。八幡平アスピーテラインを走って八幡平頂上に向かおうとしたが、積雪で通行止め。久しぶりに頂上付近にある藤七温泉に日帰り入浴をするつもりだったのに残念。ここの温泉も素晴らしい
この先、予定していた道路を走ることができなくなったので、しばらく八幡平のまちを楽しんだ。そのあと、また松尾八幡平ICから十和田ICまで東北自動車道で移動した。道路沿いの山々は紅葉が素晴らしかった。運転中で写真が無く残念
十和田ICから十和田湖へ向かう途中の紅葉
発荷峠からの展望。天気も悪く、紅葉の感じも・・・ちょっと残念
湖岸沿いの道の紅葉は美しかった。あと1週間か10日早ければまた違ったかも知れない
奥入瀬渓流の石ケ戸
八甲田ロープウェ―。予定では登ることを考えていなかったが、登ってみて良かった。天気も良く、素晴らしい紅葉と、青森の市街地や陸奥湾まで一望できた
十和田市の市街地で、B級グルメと言われているバラ焼きを食べた。大昌園というお店。内装はレトロな雰囲気で、バラ焼きも安価で美味しかった
二戸市に南部せんべいで有名なお店がある。そこの本店に行きたかったがこの日は休みだったので、南部煎餅の里というところの、2doorというお店に立ち寄った。この店舗ではなく、JRの青森駅や盛岡などの売店で売っているが、この小松製菓の南部せんべいのみみ「がんこ」というのが大好きで、必ず自分のためのお土産として買って帰る
夕暮れ時の美しい岩手山。
2度目の小岩井農場。今回初めてこの農場の中に歴史的な建物がいくつもあることを知った
仙台駅(東側)
新幹線に乗る前に、少し牛タンでも食べようかなと。このお店「伊達の牛たん」は仙台駅の牛たん通りの一番手前のお店。大体空いているので何度か利用している
仙台から東京へ。「はやぶさ」ではなく、あえて「こまち」を選んだ
[2021年10月28日(木)~31日(日)]