旅の途上で

私の旅の記録です

晴天の函館市街地を散策

函館に一泊した。天気は最高である。函館で天気がいいと函館山に登るか、大沼公園からの駒ヶ岳を見に行くかという選択を考えてしまう。今回の目的は北海道新幹線に乗ることだったので、あまり郊外に足を延ばさず、天気が良いうちに函館山に登ることにした。
函館山からの眺望を楽しんだ後、青函連絡船の記念館を訪問した。ここは以前から気になっていながらも、訪問が実現していなかった所である。たまたまではあるが、青函連絡船から北海道新幹線開業まで、時代の流れを感じることができた函館での週末だった。



函館駅前から路線バスに乗って、函館山ロープウェイ山麓駅へ


人が少ない・・・。新幹線開業で函館に宿泊している観光客も多いと思うが、それにしても少なすぎるのではないか


北海道新幹線開業を祝うポスター


山頂駅へ行く途中から見た教会群(左からハリストス正教会カトリック元町教会、聖ヨハネ教会











函館山山頂からの展望。夜景が有名だが天気が良ければいつの時間帯も素晴らしい。なかでも夕暮れ時の赤い空が徐々に暗くなっていって、それに伴って街の明かりが広がっていく時間帯が最も美しいと思っている









函館山をおりて少し散策。先ほどの教会の前を通って、「八幡坂」から港を見下ろし(その坂の先にはこのあと行くことにした青函連絡船が停泊)、旧函館区公会堂から元町公園を通って「基坂」を海峡通へおりた。そこから途中の金森洋物店だけ立ち寄って十字街の電停へ歩いた





函館市電。一枚目の写真は東北新幹線の色を塗ったものであり、この車両は無料運行中のようであった


昨日はどこのお店でも売り切れていた北海道新聞。この日は、函館駅近くのコンビニに残っていた








函館市青函連絡船記念館(旧「摩周丸」)。ようやく訪問することができた。国鉄時代の名残である。この船から函館駅まで線路で繋がっていた。青森駅にも同様に青函連絡船が保存されている。この青函航路には昭和29年の台風の影響による洞爺丸他4隻の連絡船沈没の悲惨な歴史がある。そのような背景の中、青函トンネル開通、北海道新幹線開業は大変意義深い




朝市の様子。この時間なので人が少ないのか、それにしても少ない。「どんぶり横丁市場」のお店で軽く食事。ふだんあまり食べない「鮭・うに・いくら丼」と、活イカ





あまり時間がない週末旅行だったので帰りは飛行機を予約していた。函館に来てから、北海道新幹線で東京に帰ればよかったと少し思ったが、新幹線だと5時間かけて帰ることになる。今回は申し訳ないが飛行機で帰ることに・・・。上空からの夕日の函館市街地と、函館山がきれいだった。次の函館訪問にも北海道新幹線を利用したい

[2016年3月26日(土)〜27日(日)に訪問]