旅の途上で

私の旅の記録です

在来線最後の青函トンネルと江差線(冬の北海道②/12回)

この日の移動は青森駅から函館駅までである。北海道新幹線開業直前の「奥津軽いまべつ」駅(現・津軽今別駅)と「木古内」駅の様子を見ておくこと。しかし何よりも最大の目的は、新幹線開通前の青函トンネルを在来線列車で通過することと、新幹線開業に伴い経営が変わるJR江差線に乗車することである。

[2/15(月)]青森10:38−11:17蟹田11:21−11:46津軽二股津軽今別)13:01−13:26蟹田13:30(スーパー白鳥11)14:20木古内15:12−16:21函館(宿泊)



青森駅改札。津軽線普通列車に乗る


青森駅跨線橋。数え切れないほど青森駅に来ているが、こんなに人がいないのは初めてである。よく考えると平日に来たのは初めてかも知れない


蟹田行の普通列車


発車待ちをしていると「スーパー白鳥」が入線してきた


跨線橋からの眺め。青森ベイブリッジを背景に「スーパー白鳥」が停車中



蟹田駅で乗り換え。三厩行きの普通列車が発車待ちをしていた


車内の中吊り広告


津軽二股駅で下車。列車を見送る


津軽二股駅に隣接した「道の駅いまべつ」。ここにもカウントダウンボードがあった


津軽二股駅出入口からみた津軽今別駅津軽海峡線)。駅は隣接していて、「奥津軽いまべつ」駅になる前は、津軽二股駅からの階段で津軽今別駅ホームへあがることができた


北海道新幹線奥津軽いまべつ」駅。中には入れなかった


津軽二股駅に隣接した「道の駅いまべつ」


現在地を示す地図


津軽二股駅から蟹田駅へ戻るために乗った普通列車。さっき乗った列車が、終点の三厩駅で折り返してきたもの


函館行の「スーパー白鳥」。津軽海峡線を次の木古内駅まで一駅だけ乗車。といっても、青函トンネルを通過するので時間はそれなりにかかる。蟹田駅から木古内駅は、普通列車が走っていない区間であり、乗車券のみで特急列車に乗ることができる


座席の背面にある青函トンネル通過予定時刻表


車窓には、先ほど訪れた「奥津軽いまべつ」(現・津軽今別)駅


青函トンネル通過中。いよいよ在来線列車として最後の通過となった。3月26日には悲願の新幹線が通過することになる。青函トンネルは、2015年8月8日の夜に青森発札幌行きの急行「はまなす」で通過して以来である


木古内駅で下車。乗ってきた「スーパー白鳥」が、木古内駅から函館駅に向けて出発


木古内駅



北海道新幹線木古内駅たまたまこの日は試乗会が行われていた


木古内駅(在来線側)。駅舎は美しく改装されていた



駅構内の様子


木古内駅から函館駅は、北海道新幹線開業に伴い、JR(江差線)から「道南いさりび鉄道」に経営が変わる







木古内駅から函館駅まで普通列車に乗車した。もうJR江差線として乗ることはできない。感慨深く最後の各駅停車の旅を楽しんだ







函館駅の様子。北海道新幹線開業に向けて多くのパネルやポスター類が掲出されている


駅前一等地?の和光デパートがあった場所は、新しいビルの土木工事中だった。新幹線開業には間に合わないようだ。「キラリス函館」という名称で今年の夏に部分開業予定のようである


函館市電の「函館駅前」駅も改装されていた


その夜に入った函館駅近くのお店











寒さ対策を万全にして夜の函館駅へ撮影に行った。2時間程度駅に居た。先ずは「スーパー白鳥」を撮影








次に「カシオペア」を撮影。ちなみに、この上野〜札幌間の寝台特急カシオペア」は3月19日の上野発、3月20日の札幌発の列車が最終運転となる




函館駅前の様子

(つづく)