旅の途上で

私の旅の記録です

渡島大野駅訪問と札幌への移動(冬の北海道③/12回)

北海道新幹線開業前に最後の渡島大野駅を訪れた。前回訪れたのは2015年8月15日である。この駅は3月26日の新幹線開業によって、函館本線渡島大野という小さな無人駅から、新函館北斗駅という北海道を代表する駅のひとつに大きく様変わりする。

今回、渡島大野駅(開業前の新函館北斗駅)を訪ねた後、天気が良ければ大沼公園駅まで行き、1時間程度駒ヶ岳を眺めたりして過ごしたのち、札幌駅へ向かう予定だった。しかし雪がすごかったので大沼公園駅に行くのをやめて、五稜郭駅まで戻り、そこから「スーパー北斗」で札幌駅へ向かうことにした。
しかし、五稜郭駅の駅員さんから、札幌行き「スーパー北斗」の指定席は満席で、自由席も函館からの団体が乗ってくるとの話を聞いた。この五稜郭駅から乗車していたのでは座れないので、函館駅まで戻って、始発駅から自由席に並んで乗ることにした。
函館駅に戻ると、ホームは人であふれていた。中国から来たと思われる外国人の団体だった。自由席の位置に並ぶことは並んだが、間違いなく座れないだろう。それもデッキまでの満員状態で3時間半も立ったまま札幌まで行くのも嫌だなと考えていた。列車が入線して順次車内に入るが、やはり想定通りの混雑。乗車をあきらめて、次の札幌行きの「スーパー北斗」まで待つことにした。それほど急ぐこともない。

次の列車はホーム最前列に並んでいたので座ることはできた(寒い中、ずいぶん前から立っていたが・・・)。先ほどよりはマシだったが、通路まで乗客でいっぱいだった。

函館駅では寒い中で2時間半も待つことになったが、最後の「スーパー白鳥」「白鳥」の撮影もできたので、結果的には良かったと思った。今回の鉄道旅行は札幌駅到着で終わるが、北海道新幹線関連の目的はほぼ達成することができた。

[2/16(火)]函館8:18−8:44渡島大野9:11−9:30五稜郭10:03−10:08函館12:29(スーパー北斗7)15:59札幌(宿泊)




函館駅前のカウントダウンボード




渡島大野駅へ向かう列車



渡島大野駅で下車。列車を見送る


開業準備中の新函館北斗駅の構内


駅名は、現在の渡島大野駅と、3月26日からの新函館北斗を併記




新函館北斗駅


開業準備中。開業まで39日


渡島大野駅に函館行列車が到着


五稜郭駅で下車。列車を見送る








五稜郭駅



函館行の快速アイリスが到着







485系特急「白鳥」



函館山を背景にした「スーパー白鳥


札幌行きの「スーパー北斗


札幌駅に到着


札幌駅の北口




サッポロビール園。何度来たかわからないが、ここに来ると、必ずこのケッセルホールでジンギズカン食べ飲み放題を頼む。



札幌駅


渡島大野駅の過去の写真を少しだけ掲載しておきたい>

(2009年1月2日)




(2010年8月9日)

(2013年8月15日)


(2015年8月15日)

(つづく)