旅の途上で

私の旅の記録です

厳島(宮島)から大久野島へ

同じ広島県でも離れた場所にある瀬戸内海の島だが、同じ日に両方の島へ行ったので記録しておく。
厳島(宮島)は、「安芸の宮島」ということで日本三景の一つに挙げられている。
この島にある厳島神社へは15年ぶり位の2度目の訪問となる。
それともう一つ訪問したのは大久野島という島である。戦時中は毒ガス製造の島として地図からも消されていたと言われている。気になっていた島であるが、今回訪問する機会を得た。最近ではうさぎ島として海外にまで知られている。





広島駅から宮島口駅へ。そこから歩いて数分のところにある宮島行フェリー乗り場へ行った。






宮島へはJRフェリーの方を利用した。珍しいJR所有の航路である。国鉄時代から引き継がれている。かつて国鉄は青函(青森〜函館)や宇高(宇野〜高松)の航路も所有していた


宮島案内図





厳島神社大鳥居の方向へ








厳島神社




厳島神社を出て、行きとは違う道でフェリー乗り場へ戻った。
島の中にはお土産屋がたくさんある。この日は日差しが強く暑くてたまらなかったが、お店の中は冷房が効いていたり扇風機が回っていたりで、土産物を見ているふりをしながら結構涼ませてもらっていた。あなごやカキの食事ができる店が多い


広島駅構内で買ったあなごの駅弁




時間がなかったので、広島駅から三原駅まで新幹線こだま号に乗り、三島駅からは呉線忠海駅へ行った。ローカル線ではあるが外国人が散見される


忠海駅から徒歩10分もかからずして大久野島行きのフェリー乗り場へ。途中の景色がのどかでいい







フェリー乗り場の様子。若い外国人のグループも結構いた。テレビの番組で見たがFacebookやLINEでうさぎ島として知られているらしい。フェリー乗り場の券売機、切符の種類が多くてわかりにくい。外国人が困っていたので買ってあげたが、もっとすっきりとすべきである



いよいよ大久野島へ上陸。島唯一のホテル「休暇村大久野島」のバスが迎えに来ていたので、とりあえず乗ることにした





休暇村大久野島に到着。ホテルロビーの土産物売り場を少し見てから、島内を見て回ることにした。この島のうさぎはアナウサギと言うらしい。べたっと地面に横たわっているうさぎが多い。暑いからかも知れない


研究所跡


この写真は大久野島毒ガス資料館、隣接の大久野島ビジターセンターとも16時で閉館。少し前に閉まったところだった。17時までと思っていたので残念でならなかった。また来なくてはいけない・・・。
毒ガス島の遺構を見て回ることにした。幸いこの時期は日が沈むのにはまだまだ時間が有る。
うさぎもたくさんいるが、先ほどのバスの中のアナウンスでは、確か700羽と言われていたような気がする


自動交換機室跡


毒ガス製造器具


うさぎ


幹部用防空壕


大久野島の案内板



南部砲台跡


山道にもうさぎ







発電所跡。下調べもせずにこの島に来たが、これほどまでの大きな遺構が残っているとは思いもしなかったので、いきなりこの建物に出くわしてすごく驚いたし感動した


桟橋跡







フェリー乗り場付近のうさぎ



忠海駅から三島駅




三原から岡山への新幹線こだまは、ラッキーなことに500系新幹線だった。東海道新幹線のぞみでデビューした当時は斬新なデザインで人気があった。いまは山陽新幹線で8両編成こだま号としての運用となっている。個人的には0系新幹線に次いで好きな新幹線である






岡山駅到着。回送前に何枚か写真を撮った。本当に素晴らしい新幹線車両である


岡山駅からのぞみ号で東京へ戻る

[2015年7月11日(土)に訪問]