旅の途上で

私の旅の記録です

大阪・阪堺電車と食べ歩き

大型連休での長期旅行を控えていたが、直前の日曜日に日帰りで大阪へ出かけることにした。貯まっていたANAの「ANAコイン」を使って、羽田発8:00の飛行機で行き、帰りは伊丹発20:20の飛行機で帰ってきた。結構ハードだが、翌日から2日出勤すれば休みだと思うと、今しかない!と自分に言い聞かせて出発した。
最近は大阪でのんびり過ごせていない。気の向くままに大阪の街で食べ歩きをする。いつかそんな日が来ることを心待ちにしていた。それを今回急きょ実現させた。漠然とした思いの中ではあるが、今回の目的は大きく2つに絞った。それは食べ歩きではないが、この機会にと思い、以前からなかなかできなかった「阪堺電車路面電車)に乗ること」と、「たこ焼きの食べ歩き」である。

簡単には、次のルートで移動。
伊丹空港あべの橋天王寺)→住吉大社→新世界→難波(千日前〜道頓堀)→梅田→天神橋筋5丁目→→伊丹空港
天神橋筋5丁目→伊丹の間は、ちょっと別件での立ち寄り先有り。)
写真に少しコメントを付けておく



伊丹空港内の551蓬莱で朝食。今日は食べるので控えめに551の豚まん2つ。ここのカラシが辛い。と、辛いのは当たり前のようだが、カラシを付けすぎると咳き込んでしまうぐらい辛い。豚まん一つにカラシを一つという感じである。
ところで、東京のコンビニで豚まんを買ってもカラシを付けてくれないので、いつもおでんのカラシをもらうようにしている。でもそのカラシもない店がある。カラシを付けない豚まんは美味くない。ちなみに肉まんではない。大阪では、肉は牛肉になるので


伊丹空港からあべの橋天王寺)行きの高速バス


あべの橋の空港バス乗降場は、アポロビルという商業施設ビル(もう建設後40年位か?)の前にある。そこから地下に降りる階段のところにある大阪市営地下鉄大阪市交通局)の看板が古い。マークのデザインは今のものとは違う。この古いマークと字体のものがさりげなく残っているのが素晴らしい





JR天王寺駅前の歩道橋からの写真。JR天王寺駅関西本線大阪環状線が交わる大阪市南部の中心地である。JR天王寺駅には昔から天王寺ステーションデパートがあり、その後MIOという名の商業施設も併設。今や向かいの近鉄百貨店もあべのハルカスという名の日本一の高層ビルへと生まれ変わっている。この歩道橋も最近新しくなったようで、天王寺界隈も大きく様変わりした。変わらないのは天王寺ステーションビルの形と、これから向かう阪堺電車阪堺電気軌道)の天王寺駅前駅ぐらいか。
JR天王寺駅の最寄駅近くに小学6年生まで過ごしていたので、このあたりは思い出深いところである。今では全く様子は変わっているが、小さな頃からよく母親と来ていた場所なので覚えている。その後も何度か来る機会があり、徐々に街の様子が変わってきていることはわかっているが、遠い記憶にも関わらずその当時の状況が割と鮮明に残っていて、今の光景に重ね合わせることができる



地下街含めて徐々にきれいになっていくが、この通路から先は昔のままのようである。このギャップがおもしろいし、うれしく思ったりする






阪堺電車天王寺駅前駅。すでに1985年に廃止になった平野線(当時は南海電鉄平野線)の平野駅からは何度かこの駅まで乗ったことがあるが、これから乗る予定の上町線阪堺線に乗るのは初めてである。以前から乗りたかったがなかなか実行してこなかった。
電車に乗るときは終着の浜寺公園駅まで行って往復するつもりだったが、食べ歩きの時間が無くなることが分かったので、この上町線住吉駅まで行って、そこから阪堺線恵美須町駅まで戻ることにした。住吉駅から浜寺公園駅までの区間は今回乗り残すことになるが、いつか乗りに行こうと思う



住吉駅付近










電車に乗ることが目的だったので全く意識をしていなかったが、そういえばここには住吉大社があった。大阪の支社勤務時代に、一度会社の仲間と住吉大社前の飲食店に入ったというぼんやりとした記憶があるが、その時に神社に入ったかどうかの記憶がない。同じ大阪とはいえ、生活圏が違うとなかなか行かないものである。初めて入って?知ったが、とても美しい神社で、なんと国宝や重要文化財の建物がいくつもあったので驚いた



南海電鉄住吉大社駅の隣にレトロな駅舎がある。ここは先ほどの下車した阪堺電車住吉駅からひと駅先の終着駅の住吉公園駅である。駅舎の駅名表記が右から左への横書きになっている。この1区間には朝の7時台と8時台にしか電車が来ない。時代の流れの中で変化したのだと思うがおもしろい区間である







折返しは、住吉駅から恵美須町駅へ。この恵美須町駅も味わいがある。少し写真を撮ってから同じ電車で隣駅の新今宮駅へ戻る





新今宮駅の雰囲気もいい感じである。ここで阪堺電車に別れを告げて、じゃんじゃん横丁の方へと歩いて行った。少し先にあべのハルカスが見える







次の目的のたこ焼きの食べ歩きであるが、大阪にたこ焼き屋は無数にある。とりあえず、適当に歩きながら、何となく入って食べてみたいなと思うような雰囲気のたこ焼き屋があれば入ってみて、食べられるところまで食べようと思って歩いていた。
新世界では八重勝の串カツも、やっこの串カツも気になったが、混んでいたし、今回の目的はたこ焼きを食べることなので我慢した。次回は串カツ食べ歩きか??





新世界にある地下鉄堺筋線恵美須町駅から次の日本橋駅まで地下鉄に乗り、日本橋駅から地下街(なんばウォーク(虹のまち))を歩き、千日前近くで地上にあがる。
当初は予定していなかったが、自由軒のカレーを食べてしまった。実はこの4月のANA機内の映像が偶然にも大阪食い倒れ特集で、自由軒も映っていたので気にはなっていた。この段階で結構満腹感が出始めたので少し後悔。
その直後にたこ焼き屋1件。これでしばらく食べられない状況となって道頓堀まで歩く。少しはお腹が空くかと思っていたが全く変わらず。いくつものたこ焼き屋を眺めるだけに終わって悔しかった。残念ながらここまで食べ歩いたたこ焼きには、あまりときめきは感じなかった。
難波、心斎橋界隈には、「くくる」「わなか」「会津屋」「甲賀流」、それといち押しの「十八番」(西中島に本店)などの有名店はある。しかしさりげなくやっているが、最高にうまいと思えるたこ焼き屋をこれからも見つけ出していきたい。
歩いていると、以前は道頓堀の橋のたもとにあった「大たこ」がすぐ近くの場所に移転して営業していたり、その角には東京では銀座に2店舗を出している「たこ八」の総本店ができていたり、持ち帰り専門と思っていた「たこ昌」のお店があったりとか色々発見があっておもしろかった。たこ焼きの味は人によって好みが分かれ、自分の好きなたこ焼き屋がそれぞれにあって、とにかく奥が深い・・・







JR天王寺駅構内にも行ってみたくなり、地下鉄御堂筋線難波駅から天王寺駅へ戻り、JR天王寺駅に入った。
駅は大きく2層構造になっている。上層には和歌山や関西空港へ向かう阪和線ホームと、阪和線の先につながる紀勢本線の白浜や紀伊勝浦まで走る特急電車「くろしお」の発着ホームがあるなど、旅情をかきたてる雰囲気がある。
それと構内に張られたポスターであるが、大阪環状線の電車が新しくなりますというものと、北陸新幹線がらみのポスター。JR西日本が軽井沢までPRするのはこれまでになかったはず。金沢駅での在来線特急から新幹線への乗り継ぎは面倒だが、やはりここにもJR西日本北陸新幹線PRの積極性が表れていると思う。逆に頑張らないと、石川県や富山県のお客さんも大阪ではなく、東京へ流れていくことへの危機感の現れだろう



JR天王寺駅構内をひととおり楽しんだ後、大阪環状線の外回り(弁天町経由)でJR大阪駅へ向かった。JR大阪駅から地下を少し歩いて地上に上がったところ、工事中の阪神デパートが見えた。確か建て替えを始めたとか、以前どこかで聞いたニュースを思い出した。JR大阪駅周辺も、北側の梅田貨物ヤード跡地での開発を含め随分様変わりしている。今回の予定では阪神デパート地下のスナックパークにあったイカ焼き屋がどこに移転したのかを探して、イカ焼きを買って帰りたかったが、探す時間も無く今回はあきらめた。
そして、どうしても最後に行きたかったたこ焼き屋へ向かうことにした



これまでも何度か記載しているが、天五商店街(天神橋筋5丁目)にある「うまい屋」のたこ焼きは実に美味い。お店の中にテーブルが5つ有ってその場で食べることができる。ここでたこ焼きを食べてビールを飲むことがたまらなく好きである。ふにゃふにゃのたこ焼きが好きな人は少し食感がダメかも知れないが、そのまま食べてしょうゆ味、ソースを塗っても美味い。いつもお店の中で食べるときは半分だけソースを塗って食べる。そして必ず持ち帰りをする。食べている間に焼いて包んで持ってきてくれる。なつかしい木製の船皿に入っているのもいい。東京まで持ち帰ると当然冷めているが冷めても美味い。
ということで、お腹もいっぱいになり、そのあとは少し別件で立ち寄った後、伊丹空港へ向かった



この暗くなった時間帯に伊丹空港へ来たことは無かったような

[2015年4月26日(日)に訪問]