この週末はJR只見線に乗りに行くことに決めていた。只見線は、福島県の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結んでいる全長135kmのローカル線である。
2011年の豪雨でいくつかの橋梁流出や路盤流出で不通になっていた会津川口～只見間の復旧工事が完了し、今日10月1日は11年ぶりの全線運行再開日となっていた。
自分は福島県の只見線応援団に入団しており(と言ってもわずかな寄付)、以前から気にしていた路線である。この只見線は全国のJR路線の中でも大変人気があり、鉄道ファンの好きな路線の上位にランキングしている路線である。自分自身も大好きな路線の一つであり、これまで3回か4回？(覚えていない)乗りに行っている。そのような状況の中で初日に乗りに行くことをとても楽しみにしていた。
当初の行程は下記の通りである。飛行機と宿は予約している。
(9/29(木))伊丹19:15(ANA)20:25福島・福島空港20:40＝21:20郡山駅前 郡山泊
(9/30(金))[AMホテルでPC作業とオンライン会議。PMから休みをもらい移動]郡山13:15－14:30会津若松 会津若松泊
(10/1(土)) 会津若松6:08→途中駅下車(只見かどこかの駅)→17:47小出→津南 津南泊
(10/2(日)) 津南→長野→名古屋→大阪
その後、10/2(日)～3(月)に出張が入り込んでしまい、早く大阪に戻る必要が出てきたので、下記に変更した。
(10/1(土))会津若松6:08→途中駅下車(只見かどこかの駅)→17:47小出18:33-19:15越後湯沢19:38(とき344)20:56東京21:12(のぞみ)23:36新大阪
ところが、結局行くことを断念した。理由はいくつかある。
・9月最終週が早朝から夜まで仕事に時間を取られ、体力的にも疲れていたことや週末やり残しの作業が気になっていたこと。
・只見線が何らかのトラブルで遅れたり動かなくなったりしたら大阪に戻れなくなるリスクもあること(この理由が大きい)。
・毎週遠方に出ていて結構お金を使っているので少し抑えようという気持ちが出てきたこと。
・体力的に少しのんびりしたいという気分になっていることなどである。
直前まで悩んだ末に出した結論である。
そのような状況であったが、今日の昼のNHKニュースで、塔寺〜会津坂本駅間で発生した車両故障の影響でダイヤが乱れ、出発イベントも無くなったという映像が流れた。
それを見た時、やはり行くのを我慢して良かったなと思った。只見線は本数が限られており、夕方の列車が遅れると大阪には帰りつかない。大阪に今日中に戻れないと、明日朝の伊丹発の飛行機に乗れないところだった。間に合ったのかも知れないが気になって落ち着かなかっただろう。
しばらくして、落ち着いたころに時間をかけて只見線を訪れたいと思った。本当は紅葉シーズンに行きたいところだが今年は難しいと思う。
結局行かなかった旅行計画であるが、自分自身の記録のために記載しておく。
