旅の途上で

私の旅の記録です

大切な友人の講演と、東京メトロ乗りつぶし

先日(9/3)、東京から来ていた学生時代の友人と京都の北野白梅町の居酒屋で飲んだ。学生時代に地理学のサークル活動をしていたが、彼はサークル運営を推進する立場で苦楽を共にした大切な友人である。

その酒の席で、近々、山岳関係団体主催の会合で西チベットの旅の話をするとの話を聞いた。彼は学生時代から何度も西チベット方面に長期間の旅をしている。今回の講演はこれまでの講演と違って自由に旅の話ができるということだった。場所は横浜市内なので少し迷ったが、その土日は特に決めきった予定はなかったので、行く方向で検討すると話した。

彼の旅の話は昔から聞きたかった。旅行ではない、まさに「旅」の話しである。聞ける時に聞いておかないと、この先いつ聞けるか分からないし、聞けないまま会えなくなるのも嫌なので、この機会に思い切って行くことにした。

彼は学生時代から羅臼から知床岬まで海岸沿いに歩いたり、稚内から九州まで日本海沿いに歩いたりしていたが、学生時代以降もチベットに何度も長期の旅に出ている。今回は「西チベットの山河をめぐる旅」というテーマで、2時間半位だっただろうか、旅先での出来事を当時の写真とともに語ってくれた。聞き手を引き込む素晴らしい話しで、普段仕事か自分の趣味のことしか考えない脳が、全く違う旅の話で活性化されているような、非常に充実した過ごすことができた。会場では福島県いわき市から来ていた学生時代の友人とも久しぶりに会うことができた。次はいつ会えるかわからないが、とても大切なひと時を過ごすことができた。

今回の東京行きは、新幹線よりもかなりお得な料金の飛行機チケットをおさえることができた。当日の土曜日の朝、伊丹発9:00の飛行機で羽田に向かった。東京に居た時の土曜の朝は、逆方向の羽田9時発伊丹行の飛行機は数えきれない程使ってきたが、この伊丹発羽田行の飛行機は乗ったことが無かったかも知れない。

ところで、羽田には10時過ぎに着くが、この講演は16時から横浜市内で行われるので、それまでどう過ごすかを考えていた。結局前日の寝る前に決めたのが、東京メトロの一日乗車券を買って、まだ乗ったことがない区間を乗って、東京メトロの完全乗車をしようということである。改めて地下鉄路線図を確認すると、東京メトロ線も都営線も地下鉄は殆ど乗っていたが、微妙に路線の“端っこ“を乗り残している。今回はそこを乗りつぶすことを考えた。

その東京メトロの乗車スタート地点は新橋駅になった。羽田に着いて、新橋駅SL広場での鉄道150周年イベントを少し見た後に、東京メトロの新橋駅で一日乗車券を買った。さあどこから乗ろうかという感じでスタートした。

結果的にはその未乗車区間を乗りに行くまでに時間がかかり、思ったほど乗ることができなかった。丸ノ内線(西新宿―荻窪中野坂上方南町)、千代田線(町屋―北綾瀬)、有楽町線(月島―新木場)を乗り残すことになった。ただ、乗り残し区間が明確になったので、都営線の乗り残し区間と併せて、次の機会に乗ることにしたい。

伊丹空港。天気は良い

羽田のANAフェスタに久しぶりに寄ってみた。カレンダーの発売間近だった

羽田からモノレール(浜松町乗換)で新橋に行くことにした。駅構内には開業時の古い貴重な資料が展示されていた

浜松町で乗換。いずれ駅舎が改築され、この光景も見ることができなくなるだろう

新橋駅前のSL広場でのイベント

新橋駅構内に商業施設ができていた!

イベントの様子

JR新橋駅と東京メトロ銀座線の新橋駅

銀座線で新橋→渋谷

副都心線で渋谷→和光市東武東上線では何度もあるが、副都心線は初めてだと思う。

有楽町線和光市飯田橋

南北線飯田橋赤羽岩淵

南北線赤羽岩淵白金高輪→目黒

時間が無くなってきたので、東京メトロ乗りつぶしをやめにして、JR目黒→品川→横浜方面へ移動

その夜は、以前住んでいた街(日本橋人形町)にあるビジネスホテルへ。途中、京急品川駅で乗り換え。最近5年ほどは品川の事務所への通勤だったので懐かしい

翌日の朝は、以前住んでいた街を散策してから羽田空港へ。早めに大阪へ戻る

 

[2022年10月15日(土)~10月16日(日)]