今年度(2022年度)最後の旅行先になったのは高知だった。この3月末の土日で伊丹から航空券の一番安い路線を調べたところ、高知空港に株主優待券を使って行くのが一番安かった。逆に言うと他にはあまり安い路線は無かった。株主優待券は5月末期限のものがまだ何枚か残っているので早く使ってしまうことが必要だった。株主優待券を使うと正規料金の半額なので、この日の伊丹から高知への料金は片道10,790円になる。ということで行き先は高知に決定した。次にホテルだか、理由は分からないが高知市内のどこのホテルも空いてはいるものの高額だった。航空券が安くてもホテルが高ければ意味が無いなと思って探していたところ、良いホテルが比較的安い料金だったところを見つけたのでここに決めた。今回も安く行くことにこだわった旅行だったので、レンタカーは借りず、市内を散策することにした。そこで以前からやってみたかった「とさでん」(路面電車)の全線乗車を目的にした。という計画をざっくりと決めて、年度末最後の旅行に出かけた。そして最後に過ごす「ANA SUITE LOUNGE」は、この伊丹空港の「ANA SUITE LOUNGE」となった。「ANA SUITE LOUNGE」は、北から新千歳、羽田、伊丹、福岡、那覇にある。
出発時の大阪の天気は曇りで、前日夜のニュースで見た黄砂の影響だと思うが、少し遠くの街の景色も霞んでいた。高知空港に到着後、バスで高知市街地に入り、とさでんの一日乗車券を買ったが、その時間からは全線乗車は無理だと判断し、「桟橋通五丁目」までと「後免町」までの往復とし、「いの」へは翌日行くことにした。伊野では、和紙の町ということで「いの町紙の博物館」に訪問。近くの仁淀川沿いの桜を見て、JR伊野駅から高知駅まで戻り、空港バスで高知空港への帰路についた。その時の様子を記録しておく。
最後にANAのステータスについてコメントしておきたい。ANAのダイヤモンドメンバーのステータスは前年度にプレミアムポイントを10万ポイント取得することが必要だが、自分がこの頻度で個人旅行をしても5万ポイント程度しかたまらない。昨年はコロナ禍のボーナスで2倍の特典が付いたのでクリアしていた。過去に2年連続でダイヤモンドのステータスだったときもあったが、それは国内出張が多かった時期で、6割を出張、4割を個人旅行で10万ポイントをクリアしていた。今後そこまでの出張は無いのと、個人では到達できないことが解っているので、今回が最後であると感じながら各空港の「ANA SUITE LOUNGE」を過ごしていた。ただ過去にプラチナのステータスを取っていて、年会費を払っていれば、SUPER FLYERS会員として「ANA LOUNGE」は使用できる。「ANA SUITE LOUNGE」も「ANA LOUNGE」の違いは軽食の有無と、お酒の種類や量が違うという位は国内線においてはそんなに差があるとは思わない。ラウンジ自体はそんな感じだが、大きな違いはダイヤモンドステータスではマイルの付き方が違うというや、満席時のキャンセル待ちが取りやすいということだろうか
高知駅前では県内の自治体が店舗を出していて、何か忘れたがイベントをやっていた
高知駅前の観光案内所は全国的にみても立派で充実した内容のような気がする。最後の写真はとさでんの一日きっぷを買ったカウンター
高知駅前から出発
終着の「桟橋通五丁目」
終着のひとつ手前の駅は「桟橋車庫前」。たくさんの電車が車庫に入っている。しばらく見ていたが、電車が出たり入ったりしていた
「桟橋車庫前」から「はりまや橋」へ
「はりまや橋」付近で「後免町」行きの電車に乗り換え。電車が来るまでしばし散策
このような赤い「ごめん」のヘッドマークがついた電車を見たのは、意識してみた範囲ではこの電車しか見なかった。たぶんこのヘッドマーク掲出も無くなっていくのだろう
めちゃくちゃ駅間距離の短いところがあった(振り返っての撮影)
後免駅に到着したころは土砂降りで駅から動けず。駅に併設してコンビニがあった。缶ビールを買った
とさでん後免駅の向かいには「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」の後免駅がある
大雨の中、頑張って駅の外観を撮影した
駅の駅名板、よく見ると「後免町」の文字の下に「ごめん」というひらがな文字が見える。昔はごめんというひらがなだった。駅名が変わったので、今は使われていない「ごめん」のヘッドマークは使えなくなったのだと思った
市内中心部に戻り、ホテルに戻ってから食事に出かけた。少し寒い
過去に2度行ったことがあるお気に入りのお店が無くなっていた。どこに入ろうかと思っていくつかのお店を訪ねたが、有名店はどこも多くの人が並んでいては入れなかった
ひろめ市場に行きついたので入ってみた。何とか座れそうなお店が有ったのでここで少し食べることにした。高知でカツオを出す有名店に「土佐料理 司」というお店があるが、気軽には入れるお店として「司食堂」というお店を出しているようだ
ひろめ市場近くのスーパー。お酒の棚には高知の地酒が並んでいた。「司牡丹」「土佐鶴」など有名どころが紙パックで並んでいる
自分の部屋飲み用としては、これも有名な「酔鯨」を購入
市内中心部から「いの」へ直行する電車が無く(無いのはこの時間帯だけ?)、「鏡川橋」で「いの」行きに乗換
終着の「いの」駅とその周辺の様子。終着駅らしい雰囲気
「いの町紙の博物館」へ行く途中にあった「いの町役場」。マンホールにも紙の里であることを示している
「いの町紙の博物館」
JR伊野駅へ向かう途中、桜がきれいだったので仁淀川の土手に上がってみた
伊野駅までの途中の様子
伊野駅の様子。JRは漢字で「伊野」
空港行バスの時間やバス停を確認してから食事へ
駅にあるお店。全国チェーンの居酒屋だがカツオのメニューは充実していて、以前、出張時のランチに利用したので覚えていた。今回は食べてみたかった須崎の鍋焼きラーメンを頼んでみた。なかなか面白い
高知駅の北側のロータリーから空港行のバスが出る
高知空港の様子
カードラウンジが有った。地方空港にはANAやJALの航空会社のラウンジが無いので、クレジットカードを持っていれば入れるラウンジがある(カードの種類によって有料無料の違いあり)。高知空港にこんなラウンジがあったかなと思ったが、とてもコンパくてながら快適なラウンジだった。3面のディスプレイで駐機場の様子が分かる。他の空港にはない缶ビールの自動販売機もあった。ラウンジ内には色んな種類の席があって面白いと思った。ぜひまた立ち寄りたいラウンジである
この飛行機で伊丹へ戻る
[2023年3月25日(土)~26日(日)に訪問]