旅の途上で

私の旅の記録です

最後の江差線と、函館本線(砂原まわり)の初乗車

やはり最後の冬の江差線に乗っておきたい。江差線とはそれでお別れしよう。そんな単純な理由で昨年の夏(2013年8月15日)の訪問に引き続き江差線を訪問した。この江差線の列車に乗車するのはこれで3度目になる。それと函館方面の列車に乗るなら、ついでに函館本線の「砂原まわり」(大沼−森)にも乗ることもできる。函館と札幌を結ぶ特急列車はこの区間は走らない。「砂原まわり」の乗車はこれまで実現していなかった。

<行程>
3/21 東京(羽田) 16:55(ANA)18:15函館[宿泊:函館駅付近のホテル]
3/22 函館653−754木古内808−917江差1027−1130木古内1226−1330五稜郭1432(鹿部経由)1602森1611(鹿部経由)1739函館[宿泊:湯の川温泉]
3/23 函館12:40(ANA)14:10東京(羽田)
何枚かの写真にコメントをつけて残しておきたい。


函館空港から函館駅方面へ向かうバス


早く乗り込んで一番後ろの席へ。すると次々に乗客が乗ってきてバスの通路がこんな状態に。空港との連絡バスなのに、乗客の荷物のことは何も考えていない


函館駅前の周辺はどんどんさびれてきている。駅前の交差点の一等地にある和光デパートも解体され始めている。昨年の10月末に閉鎖され、2016年に16階建てビルに生まれ変わるらしい。新幹線新函館延伸に合わせた建て替えと言うが・・・。北海道新幹線新函館駅の開業は2015年度末に予定されている(新青森から149kmの延伸)。ぜひ新幹線開業で函館が再活性化してほしい


魚一心というお店。比較的遅い時間にお店に行ったが混雑していた。カウンターに座って厨房が見えていたこともあるが、結構バタバタされていて落ち着かなかった。新聞チラシの裏にその日のメニューを鉛筆書きしている


早朝の函館駅。一日いい天気になりそうだ


函館駅の改札上の行先表示。ここに「江差」と表示されている日もそれほど長くはない


この日は2両編成。座るところがないほど満席の状態である。ほとんどがこの江差線を乗りにきた人たちである。もうすぐこの函館駅を出発する。毎日こんなに混雑していたら廃止は免れたのに


途中の木古内駅で下り列車とすれ違い。この駅を出ると列車は江差線の方に入っていく


車内の広告枠には、江差線の各駅を紹介するポスターがはさまれている


江差線途中の湯ノ岱駅で上り列車と交換


江差駅。この人形は、江差ゆるキャラで「しげっち」というらしい


近距離切符の運賃表。いずれ江差から木古内までの表示が消される。というか、この駅そのものが無くなってしまう


江差線の終着駅、「江差」駅


江差駅ホームの柱に掲げられているホウロウの駅名板「えさし」


出発直前の様子


乗車した車両のサボ。いずれこのサボも鉄道部品として販売され、部品マニアの間では高値で売買されることになるだろう。車両はキハ40の2編成


木古内駅終着。長時間停車。約1時間後に函館行として出発する。同じ列車で編成も変わらないが、列車番号が変わることで違う列車となる


函館本線五稜郭」駅で下車。この駅で少し待ってから、函館本線下りの普通列車に乗り換える


砂原まわりの普通列車に乗車。途中「渡島大野」駅に停車。昨年の8月にこの駅の写真を取りに来たが全く様子が変わっていた。急ピッチで新函館駅の建設が進められている。写真では、渡島大野駅のホームを結ぶ古い跨線橋と、新駅建設が対照的である。やがてこの跨線橋も取り壊されていくのだろう


森駅。有名な駅弁である阿部商店のいかめしは売り切れていた


森駅の跨線橋から撮影した駒ヶ岳と海を背景にした列車停車中の風景。なんとも美しい。この駅から、また同じ区間を戻ることになる。写真右側の列車に乗ってきて、写真左側の列車で函館に戻る


北西側からの見た駒ケ岳。尾白内(おしろない)−掛澗(かかりま)間の車窓から


南側から見た駒ケ岳。大沼−仁山(にやま)間の車窓から。こちらからの駒ヶ岳の写真が有名


再び渡島大野駅


朝の函館山。湯の川の方からの遠景


函館空港





羽田空港到着後、少し待ってANA747-400を撮影した。停止線?にピタリと停止。退役までもう残り少ない

[2014年3月21日(金)〜23日(日)に訪問]