毎年この時期になると別れと出会いがやってくる。それは鉄道においても同じ。
主な出来事としては、新幹線「こまち」として使われていた「E3系」と、上野と青森を結ぶブルートレイン「あけぼの」が廃止となった。「あけぼの」は廃止後も連休などには臨時で走るということだが、それもいつまで続くかわからない。かつて大阪と青森方面を結んでいたブルートレイン「日本海」も、廃止後の連休に一度は臨時列車として走ったものの、その次の連休からは走らなくなってしまった。
ところで、列車の「廃止」には、なぜかボーイング747で使われている「退役」という言葉は使わない。
この「あけぼの」に最後に乗車したのは、2012年8月10日である。昨年の夏休みにも、2013年8月9日上野発青森行の「あけぼの」の切符を苦労してとったが、大雨で運休となり残念な思いをしている（その様子はこのブログにも記載している）。
結局その後に乗る機会もなく廃止になってしまった。
また昭和の思い出がひとつ失われた。
「E3系」東京駅にて
「あけぼの」上野発の最終の様子
[2014年3月14日（金）に訪問]
