旅の途上で

私の旅の記録です

大阪から、高松→松山→尾道へ

奈良に住む高校時代からの親しい友人2人と、3人で2泊3日の旅行に出かけた。以前、一緒に飲んでいた時に、久しぶりにどこか旅行に行こうという話になった。どこに行こうかという話の中で、その一人が松山に行ったことがないとのことだったので、即座に行き先を松山に決めた。クルマによる移動で、(奈良→)大阪→高松→松山→尾道→大阪(→奈良)というルートである。大阪の自宅までは送り迎えしてもらう。明石海峡大橋を渡って淡路島経由も考えられたが、高松に立寄ることにしたので、距離的に少し近そうな岡山からの瀬戸大橋ルートを選んだ。

金曜日からの出発で土日を含めた3連休にした。金曜日は早い段階で会社に休みの申し入れをしていた。友人2人は土日にこだわっていたわけではないと思う。なぜなら、友人の一人は昨年まで中国での単身赴任生活を長らくしていたが、日本に戻ることになったタイミングで昨年11月に退社。今は中国勤務時代の人脈などを活用し充実した日々を送っている。もう一人は昨年の骨髄移植後も抗がん剤で自宅療養中である。体調の浮き沈みがあるようで、旅行直前まで気になっていたが、幸いにも旅行を実行することができた。飲食の制限があったり、体力もなくなっている。申し訳ないが身体のつらさは解ってあげられないが、昔からの彼の性格や行動からみてもかなりつらいんだろうなということが解る。松山城に登った時がつらそうだったことや、尾道の千光寺山頂から下山が厳しいようで、彼だけはロープウェイでの往復を選ぶこともあった。病気になってから初めての少し無理をした2泊の旅行だったと思う。それ以外は、病気の事を忘れさせてくれるほど楽しい時間を過ごさせてもらった。

それぞれ環境が違う中での旅行であるが、一緒に過ごした3日間は、いつまでも思い出に残る大切な旅行となった。その3日間のことを記録しておく。

次回は1月末に長野県の志賀高原スキー場に出かける計画を立てている。ここは我々が高校生の時に初めて一緒に遠方に出かけた場所になる。今から楽しみにしている。

瀬戸大橋

与島の与島PA

坂出北ICで降りる

いくつかのうどん屋に行こうとしていたが、まず初めに訪れたうどん屋「はりや」。評判通り美味しかった。ただボリュームが多すぎて、申し訳ないが少し残してしまった。この日、さらに2,3のうどん屋に行こうとしていたが、しばらく無理!だった

友人が「国営讃岐まんのう公園」に何度かキャンプ?で訪れたことがあるので行ってみたいということで行ったみた。ゲートのところで、少し考えたが、中に入ることはやめた。その後どこに行こうかと、スマホで探したところ、琴平海洋博物館というところがあったので、行ってみることにした。なぜ内陸にあるのに海洋博物館なのかという思いで訪ねてみた。理由は解ったものの、ちょっと無理があるかなという気がした。

金刀比羅宮の参道。ここで引き返す

うどん屋を探したが、殆どのうどん屋や14時や15時に閉店していた。空いていたお店に入ることにした

次にどこに行こうかということで少し考えたが、屋島に行くことにした。やはり高松と言えば屋島

宿にチェックインした。和室で3人で過ごすことができる部屋がある安価なホテルに泊まることができた。そこから少し歩いたところにある居酒屋に行った。どちらも友人の一人が行ったことがあるところだったが、大変良かった。居酒屋は「浜海道」という海鮮系のお店である。全国の地酒も安価に飲むことができ、2人で地酒メニューにある全て地酒を飲んだ

翌朝、高松を離れる前に、もう1件、宿の近くのうどん屋に立ち寄った。このあと、高松自動車道松山自動車道で松山のまちへ向かった。この区間は自分が運転した

伊予鉄道大手町駅にあるダイヤモンドクロス。今や珍しい

松山駅でUターンしてまちの中心部へ。帰ってから最近知ったのだが、少し駅舎位置をずらして作られた新駅舎(高架)がオープン間近らしい。9月末だったような気がする。この時に知っていたら、もう少しこの旧駅舎の写真をじっくりと撮影しておいたのだが・・・

松山市役所。信号待ちの時に撮影

松山城。特に城マニアではないが、この城は素晴らしいと思う

ロープウェイ乗り場近くにあったお店で鯛めしを食べる。鯛めしには2種類ある。食べ方の違いであるが、宇和島(南予地方)鯛めしと松山鯛めしというらしい。この写真の鯛めしは前者の方になる

近くに。今治タオルのお店があり、そこにも少し立ち寄った。友人の一人が家族へのお土産を買った。刺繡をいれてくれるとのことで、少し時間がかかるので、いったんホテルにチェックインしてから受け取りに来ることにした

道後温泉本館。保存修理工事は終わっていて、7月11日に約5年半ぶりにオープンするらしいが、そのオープン前の準備中で入浴できず。残念

道後商店街入り口のからくり時計

道後温泉駅と坊ちゃん列車。どうやって方向転換するのかを見ていた。なんと人力で機関車の向きを反転させていた

先ほどの今治タオルのお店に戻り、「警察署前」の電停から道後温泉に戻る。この古いタイプの電車は無くなっていく方向のようだ。その日の夜は、道後温泉にある全国チェーンの比較的安い宿に1泊2食付きで宿泊

3日目の最終日。しまなみ海道(西瀬戸)で広島県尾道へ向かう。

途中、大島にある、来島海峡大橋を見下ろす亀老山展望公園に立寄る

大島の大島北ICから次の島へ

伯方島大三島生口島因島は通過。尾道まで渡船で渡ろうと思い、向島ICで降りる

この渡船の管理をされていた方が居られて少し話をした。人手不足らしく?、休日は休みらしい

こちらは、クルマは渡れないが、人や自転車などが渡れる渡船

渡船で尾道

尾道での昼食。お好み焼きか尾道ラーメンか迷ったが、尾道ラーメンにした。お店は特に事前に決めていたわけではない。尾道ラーメンと言ってもお店によって違う。ちなみに、広島のお好み焼きは地域によって特徴があるが、尾道お好み焼きは、豚肉の代わりに砂ずりが入っていたりする

千光寺の山の上から尾道のまちや瀬戸内の景観を楽しむ

先ほど乗った渡船

展望台が新しくなっていた

待合わせ場所は先ほどのロープウェイ乗り場とした。千光寺頂上展望台から千光寺経由で、尾道の坂道を楽しみながら歩いた

本通り商店街を少しだけ歩く

尾道のまちを後にし、しばらく下の道を走り福山西ICから高速道路へ。途中のSAから運転を代わり、先ずは大阪の自宅に向けて走った。自宅前で降ろしてもらい、奈良に向かう2人を見送った。これで楽しい2泊3日の旅行は終わった

[2024年6月28日(金)~30日(日)]