2024年の夏季休暇での出来事を記録しておく。一言で言うと、鹿児島と沖縄への9泊10日の旅行であるが、大きく分けて、鹿児島4泊と沖縄5泊の2つの旅行を連続して行ったような感じである。
今回の目的は、先ずは鹿児島県の沖永良部島に訪問すること。奄美群島の中で未だ行ったことが無い主要な有人島として沖永良部島が残っていた。これで奄美群島の島は、全て行ったと思い込んでいたが、その後、大きくひとくくりに考えていた奄美大島に隣接する加計呂麻島(さらに隣接の請島、与路島)も残っているのではと思い始めた。ということで、未だ行き残しているこの3島にはいつかは行かなくてはならない。
今回の旅行記録とは関係ないが、自分の整理のためにまとめておきたい。これまで奄美群島で訪問した島は、奄美大島、喜界島、徳之島、与論島と、今回の沖永良部島になる。鹿児島県の島では甑島(北甑(中甑)、南甑)、種子島、屋久島、口永良部島に訪問し、吐噶喇(トカラ)列島のいくつもの島々(十島村になる)は、鹿児島港から奄美大島行きの船によって、下船をせず寄港だけはしている。次に行きたい島としては、鹿児島県の硫黄島(「いおうじま」。東京都小笠原の硫黄島は「いおうとう」)、黒島、竹島が残っている。残念ながら馬毛島には訪問出来ないが、これで鹿児島の主な有人島は訪問したことになる。厳密には下船していない吐噶喇列島の島々は、“上陸”していないので「行っていない」という見方もある。自己満足の世界なので、自分としては「目の前で見た」ので、一応訪問した島として考えている。ただ、吐噶喇には温泉を含め魅力的な島々があるので、いつかは“上陸”したいと思っている。
話がそれたが、次の目的は、どこか沖縄の離島でのんびりすることである。結果的には石垣島になった。早い段階で決めたので、石垣行の往復の航空機チケットが比較的安かったこともあり、石垣島を訪問先として選んだ。石垣島で何をするかは行ってから決めようということで、同じホテルに3連泊することだけは決めて、あとは何も決めずに行くことにした。レンタカーも予約せず、近くの離島か、路線バスで石垣島を周るかという漠然な考えはあったが、石垣島では自由で不便さを楽しむつもりにしていた。少し迷ったがシュノーケリングもやらないことにした。結果として、石垣島でまるまる一日動ける日が2日あったが、1日目を黒島へ日帰り訪問、2日目を路線バスで石垣島一周をすることにした。
ということで、目的が違う2つの旅行ではあったが、記録上は4回に分けて残しておきたい。
全体の行程は下記の通りである。
[1日目]伊丹15:40(ANA547)16:50鹿児島
[2日目]鹿児島18:00(マルエーフェリー)→
[3日目]→8/11沖永良部島(和泊)11:30
[4日目]沖永良部島
[5日目]沖永良部(和泊)12:00(マルエーフェリー)→沖縄(本部)16:40
[6日目]本部港9:00→伊江港9:30・伊江港14:30→本部港15:00・本部港14:58→那覇バスターミナル17:00
[7日目]那覇12:40(ANA1767)13:40石垣
[8日目]石垣12:00(YKF)→黒島・黒島17:10(YKF)→石垣
[9日目]石垣島
[10日目] 石垣9:10(ANA1764)10:10那覇11:10(ANA762)13:10伊丹
この行程を4つに分けて記録しておく。
①鹿児島新港を出向するまで
②鹿児島→沖永良部島→沖縄(本部)
③伊江島
④石垣島と黒島
先ずは、1回目の①の記録として、大阪から鹿児島に到着後、沖永良部島へ行くフェリーに居るまでの状況を記しておく。
奄美群島の島々を経由して沖縄本島に向かうマルエーフェリーは、鹿児島新港から出港している。出港時刻は18時なので、当日に大阪を出発しても十分に間に合うが、どうせ行くなら前日夕方に入って、食事をしたり、翌日のんびり過ごすのも良いなということで、前日に大阪から鹿児島に入ることにした。鹿児島市街地では、特に行きたいと思う場所も無く、翌日18時までどこで何をして過ごすかという課題はあった。何となく、銭湯巡りでもしようかなとも思っていたが、行ってから考えることにした。出港までの鹿児島市街地で過ごした様子を記録しておく。
伊丹空港。たまに551の豚まんを空港で食べることがある。ちなみに、伊丹空港には551のお店が2店ある。到着口近くのお店はいつも長蛇の列であるが、ANA搭乗口近くのお店は空いていることが多いような気がする。並ぶ時間を考えると、両方の店の状況を比べてから並ぶ方が良いと思う
離陸してから大きく左に旋回する。今回は右側窓席に座った。神戸方面を見下ろし、そのあと、淡路島上空
風の影響か、いつもと違うルートで鹿児島空港に進入。鹿児島市街地付近まで飛んで大きく旋回し、桜島を見ながら高度を下げていく
いつも見ているだけの鹿児島空港の足湯。今回は時間があるので、少しだけ足湯に浸かってみた
鹿児島中央駅までバスで移動。ここにくるたびに思うが、自動券売機の購入が解りにくい。行き先別の金額表示が細かすぎる。殆どの人が市内中心部(天文館や鹿児島中央駅)なので、もう少しシンプルにした方が良いと思う
鹿児島中央駅前。駅近くのホテルにチェックイン
食事は黒豚しゃぶしゃぶにした。駅近くで探して入ったお店。ホテルの1階に入っているお店だが、上品で、しゃぶしゃぶも少し変わった食べ方で美味しかった
鹿児島中央郵便局。全国どこも駅前郵便局は同じような造りだが、主要都市の駅前郵便局は、JPタワー(商業施設はKITTE)に建て替えられている。先日大阪中央郵便局跡地にもJPタワー(KITTE)がオープンした(東京、名古屋、博多駅には既にあるが)
2軒目に、少しだけおでんのお店にも行った
ホテルでたまたま見た荷物の一時保管。大きさの違うバッグを預けることができるので、なかなか良い保管装置?だなと思った
翌日は、結局周遊バスを使うことにした
先ずは維新ふるさと館へ。今回はちゃんと薩摩の歴史を勉強をするつもりで訪れた。ここで学んだことが、結果的にこれから行く沖永良部島でも役に立つことになった
天文館。鹿児島と言えば、うなぎもあるなということを思いだし、久しぶりにうな重を食べた
周遊バスの路線近くにある銭湯「長寿泉」。鹿児島市街地にある銭湯は天然温泉であるが、ここもそうである。城山の西郷隆盛洞窟の前にある
とにかくこの日も暑く、銭湯に入ったのは良いが、鹿児島中央駅へ戻るバス路線も最寄りに無く、強い日差し、蒸し暑さの中、「市役所前」まで歩くことになった。周遊バスは一方通行なので、鹿児島中央駅に戻るのに仙厳園方面まで行ってから駅に戻るルートとなるため、直接駅へ向かうバス路線を探しながら歩いたが、結局ここまで歩くことになった。「市役所前」から市電に乗り鹿児島中央駅へ。とにかく暑かったので市電の中は涼しくて快適だった。駅近くのホテルに預けていた荷物を受取り、少し早めにタクシーで鹿児島新港へ行くことにした
(つづく)