旅の途上で

私の旅の記録です

2024年GW ③/⑥(富山から山形の酒田へ)

この日は富山から酒田へまっすぐ移動し、酒田に到着後は少しだけ観光をするという一日である。

かつての北陸本線も、今回乗車した富山駅から、富山と新潟の県境を越えたところにある市振(いちぶり)駅までは「あいの風とやま鉄道」、市振駅から直江津駅までは「えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)」となっている。直江津駅からはJR信越本線新潟駅へ行き、新潟駅からは白新線羽越本線を走行し酒田駅へ到着する。

酒田のホテルにチェックイン後、市内を少し散策した。「本間家旧本邸」へは初めての訪問、「山居倉庫」は2度目の訪問となる。山居倉庫を出た後に、酒田で有名な満月というラーメン屋さんにも行ってみたが、残念ながら閉まっていた。酒田に来てから知ったのだが、「酒田のラーメン」は有名らしい。日本ご当地ラーメン総選挙2023というので日本一となったらしい。

酒田駅前に「酒田駅前交流拠点施設(ミライニ)」という公共施設が出来ている。観光案内所、図書館、ホテル、バスターミナルなどが一体になっている建物で、市民が集う場所になっている。こういう交流施設は素晴らしい。

この酒田では2泊することにしており、間の一日は、飛島という小さな島へ日帰りで訪れる。今回の旅行の目的は島巡りであるが、その一つ目に訪問する島である。

ところで、北陸本線3セク化しており、3セク前には購入できた大阪→酒田までの通しの切符が買えなくなった。長距離ほど運賃が安くなる遠距離逓減率を活用した切符はもはや買えない。みどりの窓口で大阪から→高山→富山→酒田までの通しの切符を購入しようとしたが、3セク区間をまたがって買うことができず、大阪→高山→富山までのJR切符と、直江津から酒田までのJR切符しか買えなかった。3セク化された弊害がここにも有る。

乗車した列車は次の通りである。

富山8:00-8:52泊9:19-10:42直江津10:48(しらゆき3)12:30新潟12:41(いなほ5)14:50酒田

 

富山駅。駅弁として買った「源」の「ますのすし」。丸い形をしたますのすしが一般的だが、このタイプの方が切ってあるので食べやすい

あいの風とやま鉄道の改札。8:00発の泊行きに乗車する

駅名板の表と裏?色が違う

泊行き列車が入線

泊駅。同じホームで両社の列車が、少し距離を置いてとまっている。

えちごトキめき鉄道。新井行き列車の様子。直江津で降りないと違う方向に行ってしまう

直江津駅に到着。懐かしいカラーの電車がヘッドマークを付けて停まっていた。乗り換え時間が短い中で急いで撮影

直江津からJRになる。特急「しらゆき」新潟行きの乗車

今回乗車する、富山から酒田までの切符を並べてみた。富山から酒田までの通しの乗車券は購入できない(乗車券は富山→直江津と、直江津→酒田の2枚)

新潟駅に到着した特急「しらゆき」。でも、「しらゆき」ってあまり聞いたことがなく、今回初めて乗車したと思う。いつから走っているのだろう。3セクになったタイミングで新しくできた特急か?

新潟駅で、秋田行の特急「いなほ」に乗換。「いなほ」は昔から走ってる歴史ある特急

名勝「笹川流れ」付近

酒田に近づき、鳥海山が美しい

酒田駅に到着

酒田駅

酒田駅前交流拠点施設(ミライニ)」

市内を散策

酒田駅前交流拠点施設(ミライニ)」

その夜に行ったお店「駅前酒場Q吉」。変わった名前だが、地酒が多く、それも安い!マスターも明るく面白い。カウンターで飲んでいたが、隣り合わせた人は地域貢献のイベントで酒田市に来られていて、楽しい会話をさせてもらった。自分も定年後は地方創生、地域活性化、町おこし、観光というキーワードで、移住も考えながら、自治体と一緒に地域貢献をしたいと思っており、お話は参考にさせてもらえるところがあった。

次回は「飛島」という小さな島での出来事を記載したい

 

つづく