大阪空港でレンタカーを借り、岡山県内を3泊4日で周遊した。岡山に行く途中、姫路市の姫路城にも立ち寄った。姫路城は初めての一人旅の訪問先である。小学生の時に当時住んでいた大阪から、行きは0系新幹線、帰りは在来線を使うことで旅行気分を味わった。父親の実家のある奈良にも一人で行っていたが、この姫路城はわざわざ自分が旅行先として選んだ場所である。なぜここを選んだのかは覚えていないが、実にその時以来の訪問である。
周遊ルートは、ざっくり、大阪→姫路→倉敷→高梁→吹屋→井倉洞→蒜山高原→津山→大阪である。訪問目的の一つは木造校舎の訪問である。全国でいちばん木造校舎が残っているのは岡山県ではないだろうかと自分は思っている(感覚的であり調べた訳ではない)。それと、回れる範囲で木造駅舎への訪問することと、一度行ってみたかった津山の扇形車庫に行くことである。
色んなものを見てまわった。岡山県どっぷりの楽しい週末となった。その時の記録を写真とともに残しておく。
大阪空港到着後、食事をして新大阪付近のホテルへ移動
姫路城。2009年10月から2015年3月までの5年半にかけて大規模な改修工事「平成の大修理」が行われており、屋根や壁が真っ白になっていた。それにしても素晴らしい美しさである
久しぶりの倉敷の「美観地区」。この辺りにある宿に宿泊
木造駅舎。JR伯備線の「美袋(みなぎ)」駅。いい雰囲気の駅舎である
「備中高梁」駅。きれいになっていた。
市街地にある古い町並み
成羽町にある旧小泉小学校の木造校舎
同じく成羽町にある木造校舎。旧布寄小学校
広兼邸。巨大な屋敷である。映画のロケ地になっている(「八つ墓村」)
高梁市成羽町の「吹屋」国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている美しい町並みと、旧吹屋小学校。前回は2015年の12月末に訪問しており、2度目の訪問になる
以前から行ってみたかった鍾乳洞。鍾乳洞に入った瞬間は涼しかったが、内部をまわるうちに蒸し暑さがひどくなってきた。長くて、高低差があり、想像以上のスケールだった。あとで調べると、全長1,200m、高低差90m、探勝時間40分とあるが、90mどころではない感覚だった。写真の橋の先に鍾乳洞の入り口がある
井倉洞近くの羅生門。名前からしてどんなところだろうと思い訪問してみた
その夜、宿のテレビで見た東京五輪の開会式
蒜山高原、蒜山大山スカイラインにある鬼女台という展望所。鳥取県との県境付近であるが、鳥取へは行かずここで引き返し
湯原温泉近くにある旧湯本小学校(湯原振興局として利用していた))
真庭市にある旧遷喬尋常小学校。国指定重要文化財に指定。学校が閉鎖され、そのまま廃墟として残っている木造小学校が好きだが、こういう立派に保存されているのはうれしく思う
「津山」駅。岡山県内陸部の交通の要衝になっている駅である。駅舎は立派になっている。この津山市は大学一回生の時に1週間にわたり地理学の調査で滞在したまちであり、当時の記憶がよみがえる
津山駅の旧津山扇形機関車庫は、「津山まなびの鉄道館」として活用されている
たまたまこの日に走っていたイベント列車(国鉄時代の塗装色である)。津山駅に停車中(「津山まなびの鉄道館」より撮影)
岡山県立津山高等学校本館(旧津山中学校本館)
津山の城東のまち並み(伝統的建造物群保存地区)
JR因美線の「美作滝尾」駅。ここも学生の時に訪れて以来である。貴重な木造駅舎である
津山から中国自動車道で大阪に戻った。少し時間が有ったので市内中心部まで走り、おきまりの天五のたこ焼き屋「うまい屋」さんへ。ソース無しで美味しいが、ソース有りも美味しい
大阪空港。いつもより少し遅めの出発時間
[2021年7月21(水)~24日(土)]