[2日目]
期待していた晴天にはならず曇りの朝を迎えた。雪が降っている訳ではないが雲が厚い。宇登呂までの道のりも道路の積雪は無かったので、この冬は雪が少ないことがわかる。
朝は、ホテルのチェックアウト後も、ロビーで少しパソコン仕事をしていたので遅い出発となった。先ずは知床自然センターに訪問。前回訪問時は工事をしていたが、完成していて内装が随分変わっていた。その後、冬季行き止まりの岩尾別のゲートまで走ることにした。途中、電話会議の時間が近づき、携帯電話の電波が圏外になるので、途中で引き返した。会社は休んでいるが、電話がかかってくるかも知れず待機することになっていた。
朝の出発が遅かったので、先を急ぐことにした。
最近話題になっているという「天に続く道」に立ち寄った。季節や時間帯によるのかも知れないが、道東にはもっと感動する直線道路がいくつもある。
釧網本線の列車時刻を見てみると、「流氷物語」号が走っていることがわかった。列車を撮影しようと、少し急いで走り、浜小清水駅に停車中のところに間に合わせることができた。
何度も流氷を見に来ていると、流氷を見るためのお気に入りのポイントが出来てくる。その一つはこの駅のそばにある「浜小清水前浜キャンプ場」からの展望である。そこで流氷を見て、さらに次のポイントへ移動した。北浜駅近くのセコマ横の坂道を上がった踏切からの流氷である。今回の流氷は氷の大きさが小さい。明日は違う場所での流氷はどうだろうか。
この地域に来たら買いたいものがあった。古川製菓の「デンプンせんべい」である。素朴な味でかなり美味い。網走のスーパーマーケットでそれを見つけた。
そのあとは、サロマ湖畔の宿を目指して走った。日が暮れる前に到着した。
(つづく)