旅の途上で

私の旅の記録です

大阪めぐり

この土日は、大阪のいくつかの場所を巡ったので記録しておく。
万博記念公園EXPO’70記念館での特別展、鶴橋駅付近の商店街、北梅田のグランフロント、堺の観光。と、なんか訪問先に統一性はないが、いくつかの違った角度からの大阪を楽しんだ。


羽田発大阪空港行きの飛行機の窓からの富士山。快晴ではあったが、離陸後に見下ろす東京(南関東?)上空は何となくかすんでいた。このあたりでも少しかすんでいるような。


大阪空港で撮影したポスター。3月でボーイング747が退役する。1970年の初就航から44年、残るはANA747−400型機の2機のみとなった。この「ジャンボ」がなくなるのは寂しい。ANAでは3月15日、16日にいくつかの退役記念イベントを行う。最後にもう一度乗りたかったなあと思って、ラストフライトスケジュールを確認してみたら、なんと、明日に予定している札幌出張で乗れるではないか。迷わず座席予約は、なつかしい2階席にした。


大阪万博太陽の塔。いつみても素晴らしい。この形自体もそうだが、かつてここで行われた日本万国博覧会当時の遺構としても素晴らしい。開園したばかりの時間で人も少なく、青空のもと美しい姿を見ることができた。


以前から、行こう行こうと思っていた特別展。今回大阪に来てからたまたまこの日曜で終わってしまうことに気づいた。あまり時間はなかったが、何とか訪問した。現地滞在時間は1時間程度だった。


EXPO’70記念館は、万博当時は鉄鋼館と呼ばれていたパビリオンである。他のパビリオンが万博閉幕後取り壊された中で、なぜかわからないが、この鉄鋼館だけがいつまでも残っていた。そして数年前にこの記念館としてよみがえった。当時の建物が残されているというのは、非常にうれしい限りである。ちなみに大阪万博ファンの一人である。当時モノの万博グッズは今でも集めている。


ここも久しぶりに立ち寄った梅田のお好み焼き屋。東京にも店はある。じっくり焼くお好み焼きのキャベツが甘く、好きなお好み焼き屋のひとつである。




鶴橋といえば、大阪環状線鶴橋駅の西側に広がる焼肉屋街が有名であるが、東側には広大な商店街が広がっている。意外と知られていないのではないか。いくつもの商店街が集まっていて、いったいどこを歩いているのかわからなくなるほど不思議な空間におちいることができる。


名物の「うどんすき」、美々卯の本店。昔ながらの雰囲気のいい店構えである。5,6年前に発祥と言われる堺の美々卯で食べた時以来である。



グランフロント大阪。初めて行ってみた。北梅田のコンテナヤード跡地開発にはずいぶん時間がかかっているが、ここはその開発のひとつになる。大阪駅の大改装に加え、この大阪駅一帯は大きく様変わりしている。


堺市は仕事などでは、なんどかその目的地に行ったことがあるが、今回は少し観光客気分で訪問した。先ずは、堺市宿院にある老舗のそば屋、ちくま。工場の間に挟まっているようにお店がある。歴史は相当古いらしい。ここにはいると、一斤、一斤半(これが一人前)という呼び方でそばの量を聞かれる。ざるそばのようでそうではない。せいろ蒸し?そばつゆに普通の卵を入れて食べる。好みは分かれるところか。


千利休屋敷跡。建物に挟まって、その空間はある。


かん袋という和菓子屋。残念ながら、休みだった・・・


堺伝統産業会館。なかなか良かった。思っていた以上に楽しめた。堺の伝統産業として、刃物、敷物(緞通)、線香などがあるらしい。本当に堺のことはわかっていなかった。今回の訪問は非常に勉強になった。


妙國寺。境内の大ソテツは天然記念物で、歴史的ないわれがある(この写真のソテツではなく境内にある)。堺市のボランティアの方が丁寧に説明してくれた。堺事件の話とかも何も知らなかったので興味深く聞いていた。


大阪空港内にある551蓬莱の豚まん。好みで1個あたり辛子を2つ使うが、結構この辛子が辛い。


羽田に到着。到着ロビーに向かって歩いていると「ジャンボ」が止まっていることに気づいた。そういえば、昨日の朝、羽田出発の時も窓の外に「ジャンボ」が止まってた。2機しかないのにタイミングがいい。

[2014年2月1日(土)〜2日(日)に訪問]