大阪から車で明石方面へ走った。
途中、神戸の元町駅近くの中華料理屋で食事をし、温浴施設に少し立ち寄ってから舞子(神戸市垂水区)へ向かった。ここでは久しぶりに橋のたもとから明石海峡大橋をゆっくりと眺めることができた。
次に訪れたのは明石。明石は山陽本線の新快速あるいは山陽新幹線ではこれまで何十回も通過しているが、明石の市街地を車で走ったのはたぶん初めてである。「魚の棚商店街」に行ってみたが、活気があって楽しい商店街だった。
大阪への帰路は、第二神明道路から阪神高速3号神戸線に乗り継ぎ摩耶ランプで降りた。兵庫県立美術館の特別展を少し鑑賞してから、摩耶ケーブルが今はどうなっているのかを見に行った。
その後はまっすぐに大阪へ戻り、新大阪から新幹線で東京へ戻った。
天気もよく気温もさほど低くない中で、楽しい週末を過ごせた。明石にはぜひまた訪れたいと思った。
伊丹行の飛行機は、前日まで安くチケットを購入できるので、いつも直前の予約となる。そのためになかなか窓側座席に座れることはないが、今回はめずらしく右側の窓席を予約できた。
写真は伊丹空港に着く直前の2枚で、1枚目は奈良盆地の斑鳩の里の上空(写真中央左に法隆寺も見える)。2枚目は奈良県と大阪府の県境になる生駒山の上空である。ちなみに左側の窓からは、大阪城も真下に見えるなど大阪の中心市街地を低い上空から一望できる
JR兵庫駅
明石海峡大橋。1998年(平成10年)4月に供用開始。全長は3,911m、中央支間1,991m。主塔の高さは海面上298mである。主塔の周りには比較するものがないので、東京タワーと同じくらいの高さがあるとは思えない
明石海峡大橋の夜景
天気のいい朝の明石海峡大橋
明石の「魚の棚商店街」。人も多く、お店の雰囲気も良く、活気があった。やはり、タコ、タイ、アナゴなどの海産物の店が多い
明石焼きの店も多い。「たこ磯」という店に入った。だしの他に、ソースも置いてある。この店は明石焼きを「玉子焼」(700円)と言うようだ。「玉子焼(あなご)」(900円)というのもある
明石市立天文科学館、明石は東経135度の子午線が通る。今回は時間があまりなかったので中に入るのはあきらめたが、ぜひ次の機会では訪れたい
兵庫県立美術館。特別展のジョルジョ・モランディ展を鑑賞
摩耶ケーブル駅。阪神淡路大震災の影響で長らく動いていなかったが、現在は3代目のケーブルカーが運行しているようである。ケーブルで登ったところに摩耶観光ホテルという廃墟がある。少し洋風のつくりで、その外観から軍艦ホテルとも呼ばれていた。震災前には何度か入ったことがある。とても美しい廃墟である。ホテル営業休止後、学生の合宿所にも利用されていた。その後の大震災を経て、完全に立ち入り禁止となっている。ここは、これまでも映画のロケに使われたり、特集番組などにも取り上げられたことがある知る人ぞ知る廃墟である
摩耶ケーブル駅近くの桜。その名も「桜トンネル」という。長い坂道に太い幹の桜が覆いかぶさる。春は美しい
新大阪駅から乗車した新幹線車両
【2016年1月30日(土)〜2016年1月31日(日)に訪問]