旅の途上で

私の旅の記録です

京都と滋賀でのできごと

京都の錦市場の近くに居たので、ちょっとたこ焼を食べに行くことにした。柳馬場通から錦小路通錦市場)を少し東に入ったところにある「カリカリ博士 錦市場店」というお店である。いまどき6個で180円。昔は近所のたこ焼屋で、1個10円とか20円とかで売っていたけど・・・と、いつの話か。本来たこ焼は庶民の食べ物なので安くないといけないと思っている。このお店のたこ焼は、外はカリっとしていて中はペシャっという感じ。ソースは濃厚で少し甘みがあったような。店の前のベンチに座っていただいた。

京都の地元の雑誌でみた喫茶店で「ナポリ」という昔ながらの喫茶店に行ってみた。場所は中京区の千本中立売の交差点を少し下がったところ。その名の通り看板メニューは鉄板ナポリタン。お店の前の看板には創業64年とある。昭和レトロの雰囲気が店内に漂う。近所のある一定の年齢層以上の方々がのんびり来るお店なのかなと思う。奥の箱庭も美しい。店内にはジュークボックスや麻雀のゲーム卓があった。このゲーム卓は、インベーダーゲームという一世を風靡したゲーム卓と同じタイプである。


滋賀県に移動し守山市へ。琵琶湖の東側の湖岸道路近くに「佐川美術館」がある。主な展示品は日本画家の平山郁夫と彫刻家の佐藤忠良の作品である。美術館の建物デザインも素晴らしい。近代的な人工池と建物との調和が極めて美しい。少しのんびりと見て回った。


夜は「木波屋雑穀堂」というお店に行ってみた。草津市のJR草津駅から徒歩で15分位だろうか。路地裏のわかりにくい場所にある。車だったので探すのに一苦労した上に、駐車場もなく結局駅近くの駐車場へ。古い民家を改造している。お店に入ると座敷の部屋があり4つの座卓が置かれている。他にも部屋はあるようだ。お酒の種類が多いしメニューを見てもそういうお店なのだろう。味は少し濃い目に思えた。最後に食べたとろろご飯もこのお店のおすすめである。

伊丹空港に少し早く着いたので、たこ焼を食べることにした(またか!)。北ターミナルと南ターミナルを結ぶ2階の通路にある「たこぼん」というお店である。今回で2回目だが、これまでも混んでいたり、たこ焼を焼くのに15分かかりますよとか言われ、何度か断念している。たこ焼に加えイカ焼きも食べてみたがおいしかった。とくに特徴があるたこ焼ではないといっては失礼だが、伊丹空港でのたこ焼屋さんはここだけではないだろうか。そういう意味でも貴重である。大阪に来てたこ焼を食べそびれた観光客はここに来るといいかもしれない。手荷物検査場を入り搭乗口近くにもカウンターのお店があるが、そこはたこ焼屋さんのたこ焼ではない。

そのたこ焼屋さんの近くに「喜八洲総本舗」というみたらし団子屋さんがあった。すごくおいしそうに思えた。この店のことは知らなかったが、大阪十三(じゅうそう)では有名店らしい。注文してから直火であぶってくれる。焦がし方も聞かれたような気がする。買って帰って自宅で食べた。なんとタレの多いこと。おいしくて5本セットのみたらし団子をすぐに平らげた。

[2014年3月1日(土)〜2日(日)に訪問]