旅の途上で

私の旅の記録です

2024年の夏季休暇④(石垣島と黒島)

夏季休暇の最後は石垣島で過ごした。石垣島で過ごしている間は、曇りか雨だった。こういう天気の石垣島で過ごすのも悪くないという感じだった。

3連泊する宿だけは決めていたが、それ以外は何も決めていなかった。石垣島に着いた日と、島を離れる日以外、まるまる一日過ごせる日が2日ある。もともと同じところにじっとしていられない性格なので、どこかに出かけることは考えていたが、最終的に過ごし方を決め切ったのは石垣島に到着した日だった。

一日は離島に行くことにした。以前から気になっていた桟橋がある黒島に行くことにした。少し調べると前回の黒島訪問は2009年5月だった。もう15年も経つのかという感じだった。もう一日は路線バスで石垣島を一周することにした。これは初めての経験である。併せて最北端の平久保崎にも行く。今回はレンタカーも借りていない。本数が少ない路線バスでの移動は不便であるが、この不便さも楽しむことにした。その石垣島での出来事を記録しておく。

ホテルから空港まではモノレール。3両編成になって少しは混雑が緩和されたと感じる

石垣行。那覇空港を離陸。夏の雲

嘉手納基地

渡名喜島。未だ行ってない島のひとつ。沖縄の離島では、粟国島伊是名島に行けていない。厳密には慶良間諸島阿嘉島にも行けていない。粟国島へは、宿も飛行機も抑えていたが、コロナの時で離島への訪問を諦めたことがある

久米島

水納(みんな)島。沖縄本島本部町にある水納島ではない。多良間島の北側8キロにある小さな島。無人島に分類されているが、一度行ってみたい島。多良間島からは漁船などに乗せてもらっていくか、チャーター船を手配しないと行けないらしい

石垣島の平久保、伊原間辺りが見えてきた

白保のサンゴ礁が美しい。石垣空港に着陸。この時は全く考えてもいなかったが、白保には2日後に行くことになる。天気が良かったのはこの日だけだった

空港から、東運輸が運行する路線バスで石垣バスターミナルへ

石垣島で良く行く活気ある酒屋さん。幻の泡盛といわれる波照間島の「泡波」はやはり高額

おーりとーり

離島ターミナル

この日は少しまち中を散策。いつの間にできたのかという建物などもあった。最後の写真は本屋さん。時間がある時は立ち寄ることにしている。沖縄に関する本が充実している。那覇にもこれだけ充実した本屋さんは無いと思う

「トラベラーズカフェ朔」というカレー屋さん。数年前に会社を辞めた元部下の学生時代の友人のお店。沖縄料理に飽きたりしたらカレーも良いし、このお店のカレーは美味い。最寄りのバス停は「かねひで」。少しだけマスターと話をした。帰ってから、その元部下にその後初めて連絡をしてみた。頑張っている様子でとても嬉しく思った

竹富町役場が立派になっていた。以前の建物はレトロで良かった

離島ターミナル。2007年の竣工前は、離島桟橋と呼ばれていた。泡波が売られているこの売店を利用することが多い

黒島までは、安栄観光のフェリーではなく、八重山観光フェリーの方を利用した。黒島航路の時刻が自分の予定にあっていた

竹富島。それにしても平たい。天気が悪い

黒島に上陸!。八重山の天気予報はあてにならないが、一応雨雲レーダをみると2時間ほどで雨が降りそうだったので、レンタルバイクを使って、早めに島を周ることにした。この島はレンタサイクルで周るのが一般的である

仲本海岸。黒島で唯一シュノーケリングができる。前回はここで少し潜っていたが、今は遊泳禁止?

黒島灯台付近

この桟橋を見たかった。伊古桟橋という。竹富島の西桟橋が大好きだが、同じような桟橋があることを知ってからは行ってみたいと思っていた。とても長い桟橋(354m)で、西桟橋の3倍位長いのではないだろうか

国の「登録有形文化財」として登録。竹富島の西桟橋も登録されていたと思う

潮は引いている状態

遠くに石垣のまちが見える

逆方向

小浜島

手前の島が竹富島。向こうは石垣島

この近くで知人の新築中の民宿作りを手伝っているとのこと。今は休憩中という石垣島からきているおじさん

この場所に長らく滞在していたが、少しだけ潮が満ちてきたような気がする

黒島展望台からの眺望。下にある茶色のスクーターで移動。30km/hで島を走るのは快適

黒島港旅客待合所。雨が降りそうだったので早めに港まで戻ってきた。出航時間が近づくまで誰もおらず、飲み物は料金かごに入れるという運用

大雨となったが、島を巡っている間に降らなくて良かった。石垣行の船も到着

石垣港

その日の夜の食事。石焼タコライスのあるお店を探して入ったお店

ゲンキショップのお店が出来ていて大変賑わっていた

翌日は路線バスのたび。行き当たりばったりのバスたびをしたかったが、バスの本数が少なく、行きあたりばったりでは大変なことになるので、きちんと時刻を調べながら行程を考えた

すごくお得なフリーパスがある。すごいところは、1日とは24時間である。翌朝の空港までのバスにも使えた。なんと5日間フリーパス2,000円というのもある

先ずは川平(かびら)へ

天気が悪く、川平湾もきれいな色が出ていない。蒸し暑くてバスの発車時刻まで大変だった

終点の伊原間で乗換。外国人のお二人と運転手さんがやりとりしていた。運転手さんは英語が全く分からないようで困っておられた。確かにここまでの路線バスにも結構外国の方が乗車していたので大変だろうなと思う。玉取崎展望台に行きたいようだがバスは無く、これから自分が乘るバスが終着まで行って、折り返してくるバスに乗るまで待たなければならない。どうせそのバスに乗るのなら、待っている時間が無駄なので一緒に平久保崎に行くことを提案したが、歩いて玉取崎展望台に行くということになった。絶対に玉取崎より平久保崎の方が良いのだが・・・

ここはバス停ではないが、事前に平久保崎に行きたいことを運転手さんに告げておくと、終着の平野バス停の手前の分岐点で降ろしてもらえる。帰りも手を挙げると止まってもらえる。50分で平久保崎灯台までの往復しないとバスは夕方まで無い

先を歩く女性。自分と同じ目的で、先ほどのバスを下車してから平久保崎灯台をめざされている

テキサスゲートが2ヶ所ある

到着した

天気は良くない。天気が良いと、この空間と海の色が美しい。雨にあわなかっただけマシだったかもしれない

時間を気にしながらバスが通る道へ戻る

少し余裕をもって到着。先ほどの女性も到着。ほどなくしてバスが到着。女性とはバスの中で初めて話をした

先ほどの外国人が玉取崎のバス停から乗ってきた

女性とは白保の海の話で少し盛り上がった。少し考えたが、急いで戻る必要が無いのと、白保から石垣中心部へのバスは、本数の多い空港からのバスにも乗れるので、白保バス停で降りて、久しぶりの白保海岸へ行ってみることにした

天気が悪く、美しいサンゴ礁の海は見れなかったが、逆に面白い光景を見ることが出来た。写真にはないが、白保のまちも美しい

しばらくバスを待ったが、暑くて仕方が無かった

石垣にもステーキハウス88が出来ていることを知ったので行ってみた。白保からバスターミナルへのバスが遅れ、88まで乗るつもりだったバスにも乗れなかった。行きは頑張って徒歩、帰りはタクシーにした

最終日。バスターミナルから空港へ。東バスの方を使う。離島ターミナルからは別会社の空港直行バスもある

空港連絡をしているバスは、後ろの扉は使われず、荷物置場として使われている

随分前のことのように感じるが、沖永良部島行きのフェリーの中で買ったステッカーを貼ってみた

那覇で乗り継いで伊丹空港

離陸してすぐに雲の中へ。うっすらと白保のサンゴ礁が見える

夏の雲。なんだか良く解らないが・・・

多良間島だと思う

宮古島の隣の伊良部島下地島。美しい下地島空港が見える

宮古島の東平安名崎付近と思われる

慶良間諸島阿嘉島→港が見える座間味島方向へ。慶良間諸島の海は本当に美しい。沖縄本島(とまりん)から2時間ほどの船旅で、こんなに美しい海を見ることができるのは素晴らしいと思う。サンゴ礁の海だけでいうと、沖縄で一番美しいと思うのは慶良間で、次は宮古島ではないかと自分は思う。もちろんサンゴ礁の美しい海がある島も多いが、ざっくり言うとそんな感じだろうか(個人の感想)

那覇空港に着陸する

伊丹行に乗継

那覇空港。天気が良い

瀬長島。いつかは瀬長島ホテルに泊まってみたい

もうすぐ伊丹空港に着陸。生駒山上空付近。山の手前が大阪、向こうは奈良

淀川(京都方面)

伊丹空港。これで夏季休暇の旅行が終わる

[2024年8月9日(金)~8月18日(日)]