旅の途上で

私の旅の記録です

最後の梅小路蒸気機関車館へ

東京から新幹線で大阪へいったん行き、それから京都に出かけた。
久しぶりに訪れた京都レトロのお店「いっぽう堂」。大阪万博の当時モノ商品を購入した。お店のお兄さんともゆっくり話せた。
翌日は梅小路蒸気機関車館を訪問。一時期、頻繁に訪問した時期もあったが、今回は数年ぶりに訪れることになった。
初めて訪れたのは小学生の頃である。はっきりとは覚えていないが、京都駅あたりから京都市電(路面電車)に乗り七条壬生通の電停で下車。当時住んでいた大阪からひとりで遊びに行っている。写真は無いが市電に乗ったことだけは遠い記憶として残っている。この京都市電は1978年に廃止になっているが、一部は広島市広島電鉄)へ譲渡されて余生を送っている。
梅小路蒸気機関車館は、この2015年8月末で閉館になる。最後の訪問になるだろうと思いながら訪れた。これだけの数の蒸気機関車を動態保存しているのは素晴らしい。日本の産業遺産のひとつである日本の蒸気機関車を後世に残す意義深い展示館である。JR西日本では既に大阪弁天町の交通科学博物館を2014年4月に閉鎖、そしてこの梅小路の閉鎖が続くが、来年2016年4月に「京都鉄道博物館」として生まれ変わるものであり、その日を心待ちにしている。



東京→新大阪への新幹線





「いっぽう堂」で入手した大阪万博の当時モノ。こののれんは未使用であり、かなりレアなモノである



その夜に行ったお店「食堂ほかげ」。河原町丸太町交差点の北側にある。カウンターしかない静かなお店。料理が創作的なものもあり、見た目も楽しく、おいしかった


近くにあったお店「微風台南」に入った。京町屋を改造した台湾風カフェ


裏の通りには結構いい雰囲気の銭湯があったが入浴せず



同じく近くにあったパン屋さん「ボン・ボランテ」。まきが店内の端に積み上げられ、大きな窯もある。少し買って帰ったがとてもいい味をしていた


京都三条会商店街では「七夕夜市」というお祭りで大変賑わっていた








梅小路蒸気機関車館。入口の建物は旧二条駅を移設したもの

















梅小路機関区の扇型車庫もきれいに残されている。ここまで規模の大きな扇型車庫がきれいな形で残っているところは無い。
この日は日本最大の蒸気機関車であるC622の動く様子を見ることができた。C62は素晴らしい。とにかく感動である。ここにはC622、C621の2機が保存されている。北海道札幌市にあるJR北海道の苗穂工場にはC623が保存されていて、こちらも動ける状態での保存である。C62が動態保存の形で残されているのは本当にありがたいことだと思う



梅小路公園に保存展示されていた京都市



大阪に戻り、久しぶりに十八番のたこ焼屋に行った

[2015年7月4日(土)〜7月5日(日)に訪問]