<トカラ列島>
鹿児島県十島村に属しており、全部で12島のうち7島が有人島である。
一番大きな中之島で人口155人、89世帯。7島全体でも660人、376世帯である(平成26年4月末現在)。この十島村のホームページによると「南北約160kmに及ぶ南北に長い村」らしい。
鹿児島港から奄美大島(名瀬港)まで村営の船「フェリーとしま」が唯一の交通手段である。船でしか行く方法はない。それも鹿児島港(南埠頭)から基本的に週2便がでているだけである。鹿児島港(南埠頭) - 口之島 - 中之島 - 平島 - 諏訪之瀬島 - 悪石島 - 小宝島 - 宝島 -奄美大島(名瀬港)の島々を往復している。
今回、温泉のある島に降り立つことも考えたが、一度どこかの島に降り立つと、次の船が来るまで3日前後待たねばならない。天候によっては欠航もありうる。かなり考え込んだが、徳之島での闘牛観戦との両立を考えると、残念だが今回はやめておこうという結論に至った。
これらの有人島に立寄っていく。ワクワクするひとときである。
眠いが頑張って起きた。トカラ列島最北で一番はじめに見えてくる島「口之島(くちのしま)」である。まだ夜が明けきらない早朝に、そそり立つような雰囲気の島。何とも迫力のある光景である
「口之島(くちのしま)」
トカラ列島最北端の島
「中之島(なかのしま)」
どこの島でも見られる光景であるが、コンテナで運ばれたきた食料品などを、島内のトラックに乗せ換える作業が見られる。
「諏訪之瀬島(すわのせじま)」
「悪石島(あくせきじま)」
日食のときは一時的に有名になった島である
「小宝島(こだからじま)」
十島村のガイドブックには、「まるで妊婦さんが横たわっているようなこの島は、名前の通り“子宝に恵まれる”という伝説があります。」とある
次の島は奄美大島
奄美大島到着(名瀬港の佐大熊岸壁)
名瀬市内で飲食した店、「居酒屋水山」。家族でやっているお店
今回初めてトカラ列島を訪問したが、すべて船の上から眺めただけである。これを訪問したと言えるのかどうかわからない。いつかは、いくつかある温泉の出る島のひとつには滞在したいと考えている。しかし日本にはまだ行ったことがない島もたくさんある。
(次回へつづく)