旅の途上で

私の旅の記録です

眠い週末だったなあ

交通系ICカード
先週末の土曜日、伊丹空港からモノレールに乗ったが、普段使っているICカードがそのまま使えて、すごく便利になったと思った。先日の福岡出張時、西鉄バスで使えた時もそう感じた。
今年の3月23日に全国10種類の交通系ICカードの相互利用が始まったが、これからも主要都市への出張や旅行ではずいぶん便利になるだろう。券売機での切符購入の手間も省けスマートな移動ができるしずいぶん有難いことだと思う。
この相互利用が始まった初日に全国で記念ICカードが発売され、自分も一人3枚限定の記念suicaを購入した。すごい人の列を並んで購入したこともあり、もったいなくて普段は使えない。

<二条城>
この日は京都へ行く用事があった。堀川三条での本来の用事を済ませる前に少し時間があったので、近くにある二条城に行くことにした。前日の金曜の夜は深酒してしまったが、翌日頑張って起きて早朝の飛行機に乗ったので眠くて仕方がなかった。座って庭でも見ながらぼーっとできるお寺に行こうと思ったが、遠くに行くのも面倒なので近いところの二条城にした。二条城前にある2時間まで料金600円の駐車場に車をとめて、拝観料600円を支払って二条城の中に入った。前に来たのはいつだったかな、2,3年前の暑い日だったような気もする。この日も暑かった。
中に入ってまず目に飛び込むのは国宝の二の丸御殿。「二条城は、1603年徳川家康京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し、三代将軍家光が伏見城の遺構を移すなどして、1626年に完成したもので、家康が建てた慶長年間の建築と家光が作らせた絵画・彫刻など、いわゆる桃山文化の全貌を見ることができる。・・・」と拝観料を支払った時にもらったリーフレットに記載されている。京都の他の社寺と同じく世界遺産登録されている。うぐいす張りの廊下の音が心地よい。
それにしても同じような大きな部屋ばかりの建物なので、後半は少し飽きてきた。入ってみて思ったが、ここにはそんな腰かけるようなところはない。人も多いし・・・選んだところを間違ったなと思った。
人が多い。この時期は修学旅行生がかなり多い。少人数のグループで自由行動をとっている中学生がやたらに多い。先日の京都駅も修学旅行の団体客で混雑していた。外国人も多いが、特に欧米系の外国人も多いような気がする。これは安倍政権の経済政策による円安の影響だろうか。
その後、本丸御殿の前を通り天守閣跡へ。こんな奥まで来たのは初めてだった。ここに上る階段の横に座るのにはちょうどいい石段があった。その石段の上の方にしばらく座って休憩。やっと座れたな。二条城でゆっくり座れるのはこの場所ぐらいか・・・

羽田空港
翌日の夕方、伊丹から羽田に行く飛行機に乗っていた。羽田空港が混雑しているという機内アナウンスもあったが、そのためか通常より時間をかけて飛行していた。もうすぐ着陸というときにふと窓の外を見た。少し先の距離(実際は1.5km程度か)に飛行機が飛んでいる。同じ方向に飛んでいて同じように着陸しようとしている。一瞬どういうことかわからなかったが、羽田空港が平行した滑走路を持っていることを思い出して納得した。知っている人は知っていることだと思うが、同時に着陸しようとしている窓の外の飛行機を見ているのも不思議な感じだった。やはり羽田空港は大きいなと改めて実感させられる。
着陸後は駐機場まで誘導路を長い時間移動した。その時にも手前の滑走路とターミナルビル向こう側の滑走路から、ほぼ同じように離陸していく飛行機を見ることになった。
自宅に戻って少し調べてみた。羽田空港の滑走路は、D滑走路供用以降4本になっているが、A滑走路とC滑走路は平行滑走路で両滑走路間の距離が十分にとられたオープンパラレル方式と呼ばれるもので、同時離着陸が可能である。南風の好天時にはB滑走路とD滑走路で同時進入が行われるとのこと。騒音や安全性(風向き等)により離着陸の方向が変わるようである。年間を通し結構飛行機には乗っているつもりだが初めての経験であった。

[2013年5月25日(土)〜26(日)に訪問]