Monument Valleyの中で宿泊し、晴天の朝を迎えることを期待したが、残念ながら曇天だった。
昨日、Chinleから最短ルートをとったが、本来予定していたルートは、北側からMonument Valleyに入るルートだった。こちら側からの光景は見事で、フォレストガンプポイント(Forrest Gump Point)と呼ばれている場所は有名な撮影ポイントでもある。ここまで来たので、やはり行っておきたい。ホテルの場所から片道20分程度の距離であるが、そのポイントまで往復することにした。やはり感動する壮大な景観である。何枚も写真を撮った。ただ残念ながら曇天だった。仕方がないが、今回の全行程でこのとき、この場所だけが曇りで、他はどこも快晴だった。
この後の行程は、Kayentaまで戻り、Pageへ向かう。この後のPageの近くにホースシューベンド(Horseshoe bend)というところがあり、次の目的地である。それから、次は最終目的地のグランドキャニオン国立公園(Grand Canyon National Park)の南側のサウスリム(South Rim)を目指すことになる。
Pageはとても雰囲気のいい、そこそこの規模の小さな町である。昼食はSUBWAYで購入、その後、隣接のSAFEWAY(という大型スーパー)に入り、今夜にホテルで飲むためのビールを購入した。やっと買えたという感じである。
Pageの町を出て直ぐにホースシューベンド(Horseshoe bend)に到着。料金所を通り駐車場へ。そこで、先程買ったSUBWAYのサンドイッチを食べてから見に行くことにした。
片道15分程度歩き、ホースシューベンドに近付いた。
ここも初めて行くところなので楽しみにしていた所であるが、期待を裏切らないダイナミックな景観だった。コロラド川が大きく蛇行し、馬のひずめの様な形をしている。なかなか素晴らしい。
次はグランドキャニオンを目指してUS-89を一気に南下した。不思議な光景だが退屈な道を走る。Cameronからは(ROUTE-64)を西へグランドキャニオンの方へ走る。ところで、このCameronの町には思い出がある。学生時代に旅した時の話しであるが、夕暮れ時にグランドキャニオンを見て、どこかの町のモーテルを探して走るのだが、ガソリン残量が殆どなかった。グランドキャニオンのSouth Rimを出た。この観光エリアあたりは標高が高く、ずっと長い下り坂でできるだけガソリンを消費しないようにしていたが、真っ暗な道のこの先、ガスステーションにたどり着くのか不安にかられていた。そんな時にこの町にたどり着き、ガスステーションを発見した。何とも言えない喜びだった。
グランドキャニオンに向かう途中に、Little Coloradoriver Navajo Tribalparkと言った小さな渓谷が有ったので立ち寄ってみた。小さいが深い渓谷が有った。
公園の料金所で入場料を支払う。一週間何度でも出入りできるチケットの楊だか、そんなにいらない。長期滞在する人が多いのだろうか。2ヶ所のポイントから雄大なグランドキャニオンを見渡した。広大すぎて感覚がおかしくなるくらいだ。夕暮れの雰囲気の中、見とれていたが、とにかく寒かった。翌日改めて見に来ることにしようと思った。
South Rimにあるグランドキャニオンビレッジにはあまりいいホテルが空いておらず、南に少し走ったところにあるTusayanのモーテルを予約していた。観光地なので、予約していないと泊まれなかったのではという位ホテルは賑わっていた。たぶん他のホテルも同様ではないだろうか。
アメリカでの夜の食事はいつも困るが、この日は町のピザ屋に行った。大変賑わっていた。
(ドライブ3日目)
Monument Valley(US-163)Kayenta(US-160)(ROUTE-98)Page→Horseshoe bend(US-89)Cameron(ROUTE-64)Little Coloradoriver Navajo Tribalpark→Grandcanyon Village→Tusayan
[走行距離]
出発時3,482.2マイル→到着時3,794.1マイル(この日の走行距離は311.9マイル)
(つづく)